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2児を育てるワーキングマザーのフミエさん(33歳)は、推しを愛する女としての顔(推し活ネームは「カーマイン」)も持ち合わせている“オタ母”です。家事の合間に趣味で創作活動もしているフミエさんに、とんでもないピンチが訪れます……。
フミエさんは、スケッチブックに“推し”のイラストやマンガを描いています。エッチな絵は描かないものの、推しの魅力を列挙したマンガ、推しと推しが親しくしているいわゆるBL的なイラスト、そして推しへの思いをつづった文章などが、スケッチブックの中にはいっぱいです。
ある日の休日。“ママモード”のフミエさんは洗濯中、夫と次男はそれぞれテレビや絵本を楽しむという、平和な時間でした……長男の「ねーママ― “おしかぷ”ってなーに?」という発言が出るまでは……。
ヒエッとなりながら振り返ったフミエさんが発見したのは、これまでの創作活動が詰まったスケッチブックを無邪気に読んでいる長男の姿。「がくぱろ(※学パロ)ってなーに?」「かいしゃくちがい(※解釈違い)ってなーに?」と質問を重ねてきます。子どもの口からオタク用語が発されるときの動揺がやばい。
フミエさんはなんとか平静を保ちながら長男からスケッチブックを回収。何事もなかったことにしておやつの時間へと押し切りました。スケッチブックをもっと子どもたちに見つかりにくいところに隠そう……と心に決めたフミエさんなのでした。
もっと子どもが大きくなってオタクの道に進んだら、「あのときの母のスケッチブック、もしや……」と思い返されるかもしれないエピソード。でもとりあえず今のところは、母だけの秘密にさせておいてほしいですね!
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