ノザキのコンビーフ、くるくるして開ける缶が廃止決定 製造設備の限界により めくって開けるシールフタに
さびしい話ではありますが、容器の改良で保存期限が半年延びるなどのメリットもあります。
「ノザキのコンビーフ」の、側面の帯を付属の金具で巻き取って開ける「枕缶」が廃止されることになりました。3月16日から、フタをめくって開けられるシールフタを採用した、新パッケージの商品が登場します。いずれくるくるできなくなるのか……!
ノザキのコンビーフは、国産コンビーフの第1号として1948年に誕生。当初は瓶詰めだったパッケージは1950年に枕缶へ変更され、長年親しまれてきました。廃止の決断については「製缶等製造ラインの限界」と、公式Twitterは説明しています。
新パッケージは牛のマークや台形といったトレードマークを残しつつ、より保存性に優れるアルミック缶に。賞味期限は現行より6カ月長く、常温保存で製造日から3年6カ月間、調理なしでそのままおいしく食べられるとしています。
なお、内容量についても、現行の100グラムでは量が多すぎるとの意見が多かったことから、現在の家族構成や食事シーンなどを考慮し、使い切りやすい80グラムに変更したとのことです。
公式Twitterへは、枕缶を巻き取って開ける感覚を惜しむ声が多数。「形を保ったまま開封できなくなる」との指摘も寄せられました。その一方で、小さい子や左利きの人でも開けやすくなり、保存期間も延びるメリットを肯定する人もみられます。
このリニューアルは、「ノザキの脂肪分50%カットコンビーフ」「ノザキの和風コンビーフしぐれ煮風」「ノザキのニューコンミート」でも同様。枕缶の商品は在庫がなくなり次第に終売となりますが、リニューアル版の発売までは在庫がもつ計算になっているとのことです。
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きっかけはTwitterでの両社のやり取り。アイデアを1週間足らずで形にするスピード感がものすごい。「ぶっちゃけ肉より高い。」ノザキのコンビーフが渾身の自虐ネタをツイート 中の人に本音か聞いてみた
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