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豊田社長「空のモビリティ事業にチャレンジ」 トヨタが約430億円を“空飛ぶタクシー”eVTOL開発会社に出資、生産ノウハウも提供
3.94億ドル、ポンとくれたぜ。
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トヨタ自動車は2020年01月16日、電動垂直離着陸機(eVTOL)の開発を行う海外企業「Joby Aviation」に、約430億円の出資を行うと発表しました。
トヨタが出資するJoby Aviationは、空飛ぶタクシーの実現に向けて研究開発を行っている企業。2014年にはCGを使ったイメージ映像を公開しています。
今回の協業発表にあわせて公開されたeVTOLは、2014年の映像で披露したCGモデルを踏襲したデザインとなっており、可変式プロペラを6基搭載したモデルとなっています。
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2014年に公開されたイメージ映像
トヨタは自社の生産方式のノウハウも提供すると発表しており、高品質で信頼性の高い生産ラインの構築を目指す狙いがあるとみられます。
トヨタ自動車の豊田章男社長は「今回の協業により、陸だけでなく空にも、移動の自由と楽しさをお届けするモビリティの実現に貢献できる」とコメントしています。
近年、注目を集めている空のモビリティには、都市部における渋滞や環境負荷の軽減といった課題の解決に一役買うと期待されており、主要都市の通勤・通学や国内外の旅行者からの需要が見込まれています。
トヨタ以外の自動車メーカーも空のモビリティ事業には力を入れており、アストンマーティンによる空飛ぶクルマ(関連記事)や、アウディとエアバスによる空飛ぶタクシー(関連記事)など、すでに本格的な参入が始まっています。まだまだ先の話だと思っていた「クルマが空を飛ぶ」という未来絵図が現実に近づいてきた気がしますね。
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