プロの木工家もうなるほどマニアック 丸太を削ってアートを作るスマホゲーム「Woodturning 3D」
木工旋盤の感覚を手軽に……という、お好きな人にはたまらない1本。
木工旋盤を使って丸太からアートを削り出すゲームアプリ、「Woodturning 3D」(Android版/iOS版)がTwitterで話題を呼んでいます。そのきっかけは木工家の福田亨(@TF_crafts)さんのプレイ動画。プロもマニアックと認めるゲームなのです。
削り出し・ヤスリがけ・塗装の3工程で木工品を製作するゲーム。ドラッグ操作でノミやヤスリを回転する丸太にあてがい、削ってお題の形に近づけるのが基本です。
形が仕上がったら好みの色に染めて提出。全体の精度に見合った報酬(スコア)を獲得し、次の題材に挑むことになります。筆者もプレイしてみたところ、1工程終えるごとに広告動画が流れる煩わしさはあるものの(※)、ノミを少し当てるだけでじわじわと形ができていく感覚は気持ちよく楽しめました。
ツイートは広く拡散され、プレイ報告も多数。ていねいに作品を仕上げたり、お題を無視して好きな形を作ったり、みなさん自由に楽しんでいます。また、ニンテンドー3DSソフト「だるめしスポーツ店」収録の「伝説のバット職人」を思い出した人も多い様子。
話題の発端となった福田さんは、伝統工芸技法「木象嵌(もくぞうがん)」を応用し、精巧な彫刻を作り出しているアーティスト。ねとらぼ編集部の取材に、「樹皮のある丸太から始まり、切削・ヤスリ・塗装と3工程に分かれてるのがツボ。刃の形状で削れる量も変わりますし、ヤスリで大きく形を変えられないのも木工らしくて笑いました」と、感想を語りました。「ゲーム自体は本格的ではないですが、演出がマニアックです」と、細かい部分を気に入っているようです。
福田亨さんの作品集
画像提供:福田亨(@TF_crafts)さん
関連記事
面白すぎて口コミでジワ売れ中のPS4「十三機兵防衛圏」が品薄状態 アトラス公式サイトにお詫び文
13人の少年少女の物語を追いかけるアドベンチャーゲーム。「ひぐらしのなく頃に」新プロジェクトが謎に包まれて始動 「ディーンじゃないのか?」「レナのデザインがだいぶ変わりましたね」
キャラクターデザインは、「物語」シリーズで知られる渡辺明夫が担当。芸人ヤマクエの「俺のゲーム愛を笑うな」:育て屋の前をチャリで往復する時代は終わった? ポケモンガチ勢が語る「過酷すぎた過去作の育成」と「新世代のポケモン育成」
カブトの厳選に28時間かけたポケモン廃人が語る。乙女ゲーム風の謎ストーリーが展開 トヨタ「カローラ」を杉田智和、櫻井孝宏、福山潤が熱演
どのカローラも個性がちょっと強すぎる……。どうかしているゲームの世界:CGがまだ珍しかった時代の徒花 「CG昔話 じいさん2度びっくり!!」はなぜ狂気のカルトゲームと呼ばれるのか
珠玉の「どうかしているゲーム」を気まぐれに紹介していく不定期連載。第4回は、一部業界ではかなり有名な「CG昔話 じいさん2度びっくり!!」を取り上げます。「ボールガイだボルよ~」ポケモン公式アカウントで乗っ取り騒動? 謎の変質者がおしゃれなボールを配り始める 「かえんだまは?」
ボールガイ大奮発。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.