平手友梨奈「グループを離れることになりました」と自身の言葉で欅坂46脱退を報告 理由は「今は話したいとは思わない」がいつか話せたらと含み
平手さんがグループ脱退を発表したラジオ番組で選んだ曲は「黒い羊」。
欅坂46の平手友梨奈さんが、TOKYO FMのラジオ番組「SCHOOL OF LOCK!」にて「こんばんは、平手友梨奈です。さきほど欅坂46のホームページで発表がありましたが、私平手友梨奈は欅坂46を離れることになりました。その件につきましては今は私は話したいとは思わないので、いつか話したいと思ったときにお話しさせていただければと思います」とグループからの脱退を発表しました。公式サイトでは「この発表をもちましてグループを脱退致します」と発表があり、運営から「在籍中はたくさんの応援をいただきありがとうございました」とのコメントが寄せられています。
平手さんは愛知県出身の高校3年生(18歳)。「てち」の愛称で親しまれている他、グループ結成当時は最年少の14歳ながら、堂々としたパフォーマンスで注目を集め、デビューシングルの「サイレントマジョリティー」から8枚目シングル「黒い羊」まで連続してセンターを務めてきました。
パフォーマンスに全てを賭けるかのような姿勢は多くの人の心を動かし、メディアにも過剰といえるほど注目され続けた一方で、近年は右腕の上腕三頭筋損傷や腰部打撲、左仙腸関節捻挫による仙腸関節不安定症、両手関節捻挫による遠位橈尺関節痛といったけがにも悩まされてきました。
2019年8月には福島県で開催された復興支援イベント「双葉郡中高生交流会 FUTABA 1 DAY SUMMER SCHOOL」に欅坂46の振り付けを手掛けるTAKAHIROさんと共に講師として参加(関連記事)。
非常に暑い体育館の中を駆けまわって生徒にダンスを教えたり、生徒からの質問に真摯に答えたりしながら、100人の生徒とともに「サイレントマジョリティー」を笑顔で踊り終えた他、TOKYO FMのラジオ番組「SCHOOL OF LOCK!」ではラジオリスナーと電話でトークする“逆電”のコーナーで無邪気な姿を見せるなど、同世代と交流するのを非常に楽しんでいる印象があるメンバーでした。
そんな平手さんがグループとして最後に披露したのは、2019年末の「第70回NHK紅白歌合戦」で披露した「不協和音」。リハーサル直後、以前から痛めていた腰をかばうように歩いていた平手さんに筆者が思わず「大丈夫?」と声をかけると、しっかりとうなずいて深くお辞儀をしていたのが非常に印象的でした。
礼儀正しく、どんなときにも凛として、そして欅坂46というグループを誰よりも愛していたであろう平手友梨奈さんが選んだ脱退。発表を行ったラジオ放送では「黒い羊」をフルサイズで選曲し、声を詰まらせながら「また来月」とリスナーに語り掛け「平手友梨奈でした」と締めくくりました。これからどんな道を選ぶのか、多くの人が彼女の背中を応援しています。
(Kikka)
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