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米ミズーリ大に「アプリで学生の出欠を監視」の報道 「アプリ利用は任意」とコメント
GPSでの追跡はしていないと説明。
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米ミズーリ大学が、「アプリを使って学生の出欠を監視している」との報道を受け、「アプリの利用は任意」だとするコメントを発表しました。
THE KANSAS CITY STAR.の報道によると、同大学はスマートフォンのセンサーやWi-Fiを使って授業の出欠をチェックできるアプリ「SpotterEDU」を数年前から1年生のスポーツ選手、学業に問題を抱える学生に対して利用。導入範囲を拡大するテストを始めており、希望する教員がアプリを導入しているといいます。同紙は、テストに参加する教員の授業を受ける学生に選択肢はないと伝え、「プライバシー侵害への第一歩では」という批判派の意見も掲載しています。
これを受けて同大学は、テストへの参加は「完全に任意」であり、アプリでの出欠確認を望まない学生は、講師と話し合って別の手段で出欠を記録しなければならないとしています。
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同大学は、SpotterEDUは学生がアプリをインストールしなければ機能せず、またGPSによる追跡はしないため教室を出た後の学生の居場所は特定できないと説明しています。
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