「喫煙者の魂よ どうか安らかに。」 大学内に手作りの「元喫煙所の供養祭壇」が設置され「くすっと笑えた」と話題に
喫煙場所の撤去が進む学校でのシュールな光景。
大学内で「喫煙所跡地」を供養するお供え所ができていたという投稿がTwitterで話題になっています。
投稿者が目撃したのは、元喫煙場所だったところに置かれた「喫煙所跡地」と書かれた紙製の小さい供養塔。そしてそのまわりには「特製チャーハン(おにぎり)」や折り鶴らしきもの、タバコの空き箱(?)や缶コーヒーなどが、“お供え物”として置かれていました。なんだこのシュールな光景は……。
さらによく見ると、供養塔の下には「喫煙者の魂よ どうか安らかに。」といった言葉も。針供養や鏡供養といったモノ供養もありますが、大学内でタバコが吸えなくなった喫煙者を供養するとは……このセンス嫌いじゃない。
「望まない受動喫煙をなくす」といった健康増進法の一部を改正する法律が2020年4月1日から全面施行されるのに伴い、学校や病院などの施設では2019年7月1日から順次「受動喫煙対策」の検討・準備が進められています。同大学でも喫煙設備の撤去が行われたようで、「この喫煙場所は廃止されました。この場所では喫煙できません」という張り紙があったことも合わせて投稿されています。
コメントでは「ユーモア効いてる」「くすっと笑えた」「こういうセンス好き(笑)」といった声が寄せられ、約1万リツイートされるなど話題に。中には「俺も明日供養しよ」「心に刺さった」などの声も上がっています。
ちなみに目撃した天邪鬼研究所(@amanozyakulab)さんは、その光景に感じるものがあったのか、3Dプリンタで「喫煙所跡地の一輪挿し」を制作。思い出にあふれた一つの作品となっています。
画像提供:@amanozyakulabさん
関連記事
「受動喫煙は気配りではなく、健康被害の問題」 受動喫煙に対するJTコメントにがん研究センターが反論
「たばこの煙にさらされることは、人々の健康に危害を与えることと、社会全体に強く認識されるべき」と語っています。銀座ルノアール、2020年4月から「紙巻きたばこ」の喫煙禁止 喫煙室でも可は「加熱式たばこ」のみ
受動喫煙防止法に基づく対応。まさかのプリンター本体が作れる デアゴスティーニより「週刊 マイ3Dプリンター」登場
3Dプリンターを作ることができるほか、3Dデザインも学べる内容に。「大学生に、ノートPCはいらない」 日本マイクロソフトによるSurfaceの宣伝広告がインパクトあると話題に
「『大学生』になることが、ゴールの人たち」。JT、たばこのパッケージデザインを順次切り替え 注意書きが50%占めるように
法令に対応するための変更です。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.