元モー娘。市井紗耶香、芸能事務所との業務提携契約をスピード解除　両者の説明には食い違いも

　モーニング娘。の元メンバー市井紗耶香さんが2月6日、芸能事務所「アルカンシェル」との業務提携契約を2月5日付けで解除したことをブログで報告。同事務所の中野尚美代表もブログで発表していますが、約3カ月での契約解除に対する両者の説明はトーンの違いが鮮明で、不穏な空気が垣間見えます。

　中野さんは、「市井紗耶香についてご報告」というブログエントリで「市井紗耶香と弊社は約3ヶ月にて『芸能活動についての業務提携契約』の合意契約解除を致しました」と業務提携契約の解除を報告。契約解除は1月中旬に“事務所側”から市井さんに申し入れ、2月5日付けで合意契約解除に至ったと説明しています。

　注目したいのは、「短い契約期間でしたので　原因等は語らずともご理解頂けると存じます」という不穏な一文。市井さんもブログで本件について報告していますが、こちらは「契約満了」「円満合意解約」といった平和的な言葉や同事務所への感謝がつづられており、両者の発表には明らかなトーンの違いがみられます。

　また、中野さんはこの報告の最後も、「この件について弊社も反省しつつ 今後は更に前をよく見て、前向きに良き道を選んで精一杯、邁進して参ります」とどこか含みを持たせるかのような書き方で結んでおり、円満とは思えない何かがあったことをうかがわせます。

　2019年7月の参院選で立憲民主党から比例代表で立候補し、落選となった市井さんは、自身の個人事務所であるエスダブルと、中野さんが代表を務めるアルカンシェルとの間で芸能活動に関する業務提携契約を結んだことを同年11月に発表。当時のブログエントリでは、「芸能も勿論、枠にはまらず、人生の勉強となることはとことん挑戦して行ったら良い。と尚美ママは背中を押して下さり、このような私でも何か力になれればと手を差し伸べてくださいました」と明かすほど、かねて“尚美ママ”と慕う中野さんへの信頼と恩義をつづっていました。