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“車いすアイドル”「仮面女子」猪狩ともか、9月にグループ卒業へ ソロ活動に意欲「自分にしかできないこと」
応援するっきゃない。
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不慮の事故で脊髄損傷による両下肢麻痺の重症を負ったアイドルグループ「仮面女子」の猪狩ともかさんが2月17日、2020年9月のワンマンライブをもって同グループを卒業することを発表しました。
同日の劇場公演で卒業を発表した猪狩さん。終演後に更新したブログでは、9月19日に「ZeppHaneda」で開催されるワンマンライブを最後にグループを卒業することをあらためて報告しており、「卒業を決めた一番の理由は、今後はグループに頼ることなく個人で頑張っていきたいと思ったからです」とソロ活動への意欲を卒業理由として挙げています。
約3年間在籍した同グループについて、「きっと仮面女子じゃなかったら、大きな怪我をしたあと、帰ってこれる居場所はなかったと思います」と事故による大けがにも触れながら感謝をつづった猪狩さん。2018年4月に強風で倒れた看板の下敷きになる事故に遭い、両下肢麻痺の重症を負った猪狩さんですが、懸命なリハビリを乗り越えて同年8月に車いす姿のままアイドルとしてステージに復帰しています。
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現在も車いす生活が続いている猪狩さんは、「きっと“車椅子で活動するアイドル”として注目してもらうことがなかったら、卒業後に個人で活動していけるようなひとではなかったと思います」と人生を大きく変えてしまった苦難にもポジティブに向き合えている様子。「怪我をして失った物もたくさんあるけど、だからこそ自分にしかできないことや、今後やっていきたいことが見えてきました」と新たな挑戦に向けた力強い言葉も残していました。
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