江戸の春画師が現代の漫画家と出会ったら……! 春画師の武士がタイムスリップする漫画が「笑った」「続きが読みたい」と人気(1/2 ページ)
初手のインパクトに注意。【記事の最後で1話を出張掲載!】
江戸時代中期の春画師が現代にタイムスリップして漫画家のアシスタントをする漫画が「笑った」「謎の感動」「続きが読みたい」と人気を呼んでいます。設定からしてズルい……!
主人公は、武士であり春画師の逢坂総司郎。彼は江戸時代に生きる人気の春画師でしたが、当時は春画は禁じられており、裏で取引していたことがバレた逢坂は死罪に。そして斬首による処刑が行われる瞬間、江戸の春画師は、令和の連載漫画家の仕事場にタイムスリップします。
そんなシリアスな流れがありつつも、現代の漫画家のオフィスに全裸で“亀甲縛り”の武士が突然現れるシーンは完全にコメディー。普通に仕事をしていた漫画家・宮上裕樹が「誰!!!」と迫真のツッコミを入れ、お互いに1時間黙ったまま様子をうかがうのがシュールです。裸で亀甲縛りされた男前の武士がオフィスにいるだけで、なぜこんなにも面白くなってしまうのか……。
しかし、展開は熱いものに。幼少期に見た“龍と巫女の画”に魅入られ、生涯を画にささげていた逢坂は、春画で人気を得ながら「自由に描けるはずなのに…いつも、似通った画ばかり…!!」と悩んでもいました。
そして起きた奇跡――現代へのタイムスリップで漫画家・宮上の原稿を見たことにより、全てを表すその技術・表現力に心を打たれ、逢坂は「誠にお会いしとう、ございました…!」と涙を流すのでした。江戸の春画師が現代の漫画家と出会って紡がれる物語……これは続きが気になりすぎる!
Twitterに投稿された同漫画は、『週刊ビッグコミックスピリッツ』で連載中のヨコヤマノブオ(@nitro_nicotine)さんによる漫画『武士スタント逢坂くん!』の第1話。2月28日にコミックス第1巻が発売されたのを機に公開され、「めっちゃ面白い」「これは買おう」「ドラマで見たい」といった声が上がる反響を呼んでいます。
『武士スタント逢坂くん!』の第1話(著・ヨコヤマノブオさん)
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