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「お気に入りの傘をパクられたのだ!!!」 魔王が人類を滅ぼす動機描いた漫画に共感多数

一方、勇者の立ち位置はパクる側で……。

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 魔王へ挑む勇者の漫画が、魔王サイドへの共感をグングン呼び起こしています。というのも、魔王が人類を滅ぼす動機が、「コンビニでお気に入りの傘を盗まれたから」……うん、傘パクされたんじゃしかたないね!

気持ちはとても分かる

 強大な力を振るう魔王に、勇者と魔法使いのパーティは大苦戦。その力の源が憎しみの心だと悟り、魔法使いが「どんな過去を抱えているのか」とつぶやくと、魔王は傘パクがもとで人類に絶望したと明かします。

 もうこれで話はオチていそうな気もするのですが、勇者が「……は? そんだけで?」と、「窃盗」の問題を矮小化するような物言いをしたせいで事態はさらにおかしな方向へ転がり出しました。彼はなおも「誰でもしてるじゃんw」「そんなんで恨むとか心狭すぎじゃね?」などと、パクる側目線でベラベラしゃべり、魔王を激怒させることに。魔法使いまで、あきれかえって魔王側についてしまうのです。

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 それでも「傘は天下の回り物だろ」「なんで傘くらいで」などと、考えを改めない勇者。こうして、魔王たちの手で人類は滅ぼされてしまいました。勇者のせいです。あ~あ。

 漫画には「窃盗は窃盗」「魔王が正しい」「この前私も大事な傘をパクられ土砂降りのなか帰ったので魔王軍に入隊します」など、魔王に肩入れする声が多数。その一方で、「百歩譲ってタンスを漁る勇者は許しても、傘パクは許さん」「そもそも魔王の傘を盗んだの、この勇者なのでは?」など、勇者はさんざんな言われようです。

 作者のせいほうけい(@sehoke_p)さんは、『異世界ダンジョンの恋愛事情』などを手がける漫画家。過去にも「傘パク」に関する漫画を公開していますが、こちらはもう少しポジティブな味わいです。

作品提供:せいほうけい(@sehoke_p)さん

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