【新型コロナ対応】主要空港「対応状況」まとめ(1/2 ページ)
発着場所など、普段と動線が変わる空港が多数。成田空港にはダンボールベッドが並んだ様子も。【4月17日14時更新】羽田空港/JAL国内線 第1ターミナル北ウイングの出発カウンター、保安検査場、ラウンジなどの施設を4月17日から閉鎖。【4月21日16時更新】。羽田・成田の店舗や施設は時短営業・休業を継続、一部空港でカフェ、売店の営業が再開【5月8日20時更新】。成田、各航空会社のチェックインカウンターを状況に応じて変更/KIXの9月年次イベント中止【5月22日20時更新】国内線ターミナルで多くの店舗が再開【6月6日更新】
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大や予防のための行動制限により、減便・運休を行う航空会社が増え、また多くの人が行き交う玄関口となる空港も独自に対策を取っています。国内の主要空港や、国際線の乗り継ぎ拠点となる海外ハブ空港の対応状況をまとめました。【2020年6月6日更新】
一部空港では、海外からの帰国者は検査結果待ちのため、施設内で滞在せねばならない状況も発生しています。
国内主要空港の対応状況
東京国際空港(羽田空港)
【4月9日更新】 東京国際空港(羽田空港)では、コンビニ、薬局を除く一部の店舗・施設で臨時休業や営業時間の短縮を実施しています。
施設内第1・第2ターミナルの展望デッキは開放時間を6時30分~19時に短縮。無料連絡バスは8分間隔に減便。キッズスペースは利用中止となっています。
また、全日本空輸(ANA)は羽田発着の国際線ターミナルの運用変更を告知。2020年3月末に新規利用を開始した第2ターミナル国際線エリア(関連記事)は当面使わず、ANA国際線は第3ターミナルのみとなります。
【4月17日更新】 日本航空(JAL)も運航便数の減少に伴い、第1ターミナル北ウイングの出発カウンター、保安検査場、ラウンジなどの施設を4月17日から閉鎖。当面は出発便の方面にかかわらず南ウイングを利用するよう案内しています。
【5月8日更新】 羽田空港内の施設や店舗営業状況を更新。国際線ターミナルは一部の飲食店、ドラッグストア、バス乗車券購入カウンター、銀行などは時短営業、出国後エリアの物販/飲食店および一般エリアの物販/飲食店の多くは休業を継続。
また、本数を減らして運行している「ターミナル間の無料連絡バス」は、2020年5月17日から深夜の運行を当面休止。
【5月22日更新】 国内線ラウンジ(POWER LOUNGE、南ラウンジ)、国際線ラウンジ(SKY LOUNGE、POWER LOUNGE PREMIUM)は閉鎖を継続。乗り継ぎランプバスも運休にて、無料連絡バスを利用するよう案内しています。
【6月5日更新】 ターミナルビル、保安検査場、出入国審査場、売店、トイレなど空港施設全般で実施する「羽田空港における『航空分野における新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドライン』の対応について」を告知。
空港内店舗は、国内線ターミナルで多くが再開、国際線ターミナルでは一部が再開。
成田国際空港
成田国際空港では、第1~第3の各ターミナルで店舗の臨時休業や営業時間の変更があります。また、ANAの「ANA SUITE LOUNGE」、JALの「サクララウンジ」などのラウンジを閉鎖中です。空港内のキッズパーク、一部トイレも閉鎖しているほか、電動カート、手荷物カートの利用が中止されています。
成田着のチェジュ航空 7C1102便、春秋航空 9C6217便、SPRING JAPAN IJ214便については当面の間、検疫強化を目的として、到着ターミナルが第3ターミナルから第2ターミナルに変更されます。
【5月22日更新】 各航空会社のチェックインカウンターを状況に応じて変更。館内モニターまたは案内カウンターで当日に再確認するよう案内しています。
【6月5日更新】 空港内の施設や店舗営業状況を更新。
中部国際空港(セントレア)
中部国際空港(セントレア)は、第2ターミナルの発着便が全便運休となったことに伴い、第1ターミナルのみで営業中です。第1ターミナルの3階出発ロビー、4階スカイデッキ・スカイタウンは営業時間を短縮しています。
【6月5日更新】 6月1日、第1ターミナル4階「スカイデッキ」が再開。当面は7時~21時の開場(短縮)。
関西国際空港
関西国際空港では店舗・レストランなどの臨時休業や営業時間短縮、展望ホール「Sky View」の臨時閉館が実施されています。また、チェジュ航空の到着ターミナルを一時的に第1ターミナルに変更。出発は従来通り第2ターミナルとなります。このほか、関空発着のリムジンバスのダイヤに変更があります。
【5月22日更新】 毎年夏に開催するイベント「KIX国際交流ドラゴンボート大会」、2020年度は中止が決定。
【6月5日更新】 フィリピン航空やシンガポール航空などの国際定期便が、2020年6月中旬以降に運航再開予定。それに伴い、発着ターミナルや動線の変更が発生する可能性があります。
大阪国際空港(伊丹空港)
大阪国際空港(伊丹空港)でも、空港内の一部施設・店舗を休業または短縮営業としています。展望デッキは4月8日から閉鎖、見学などの不要不急の来港を控えるよう呼びかけています。
【5月22日更新】 2020年5月11日から当面、ターミナルビルの開館時間を5時50分~21時30分に短縮。
新千歳空港
【4月9日更新】 新千歳空港は、旅客ターミナルビル内のエンターテインメント施設「ドラえもん わくわくスカイパーク」「ハローキティ ハッピーフライト」を5月6日まで休業。どちらの施設もショップ・カフェは通常営業中です。
【4月17日更新】 エンターテインメント施設「ドラえもん わくわくスカイパーク」「ハローキティ ハッピーフライト」は当面休業。
【5月8日更新】 エンターテインメント施設「ドラえもん わくわくスカイパーク」「ハローキティ ハッピーフライト」はショップ、カフェの営業を再開(有料部分は休業継続)。
福岡空港
福岡空港は、国内線・国際線ターミナル内の一部店舗・施設を臨時休業または短縮営業しています。
国際線ターミナルビルの開館時間を午前9時に遅らせ、運休などによって出発便がない日は1階のみを開放します。通常、国際線ターミナル3階に到着する高速バスについては、1階到着に変更されます。
那覇空港
那覇空港では、国際線エリアの一部店舗を休業または短縮営業としています。国内線エリアにおいても、スタッフの感染により休業となる店舗が出ています。
主な海外ハブ空港の対応状況
ロンドン・ヒースロー空港
ロンドン・ヒースロー空港では、運航を継続する便については発着ターミナルを集約し、縮小営業の措置が取られています。
ブリティッシュエアウェイズ便はすべてターミナル5に移動されており、今後数週間のうちに、他の航空会社もターミナル2・ターミナル5からの発着となるため、搭乗便・乗継便の発着場所が変更される可能性があります。
シカゴ・オヘア空港
シカゴ・オヘア空港では、空港シャトルバスの乗客を1台あたり15人以下に制限する措置が取られているため、待ち時間の発生が予想されます。空港内のレストランや売店は、一部が臨時休業しているものの、イリノイ州の緊急命令に基づくレストランやバーの閉鎖措置からは空港内の店舗は除外されており、乗り継ぎ時間に食事を取ることは可能です。
フランクフルト空港
フランクフルト空港は乗客数の減少から4月7日にターミナル2を閉鎖し、通常はターミナル2に拠点を置いている航空会社も含めて、すべてターミナル1に集約した形で営業しています。一部の店舗・施設は短縮営業または臨時休業中です。
(2020年6月5日更新終了)
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