志村けん所属事務所、YouTubeの違法動画にコメント　「看過できない状況」「悪質な動画には厳しく対処」

　コメディアンの志村けんさんが所属していた芸能プロダクション、イザワオフィスが4月20日にTwitterを更新。違法動画がYouTube上で公開されている現状についてコメント。悪質な動画には厳しく対処する考えを発表しました。

　「違法動画について」と題したツイートによると、イザワオフィスにはYouTube上にアップロードされた違法動画に関する報告が多く寄せられており、中には「公式をかたる動画」も存在していたとのこと。こうした状況を「さすがに看過できない」とし、悪質な動画には厳しく対処し、ファンが志村さんのコントをより多く見られるよう努力するとコメントしました。

　イザワオフィスは、新型コロナウイルス感染症により志村さんが逝去したことを受け、4月18日にYouTube公式チャンネルで、バラエティー番組「志村けんのだいじょうぶだぁ」を再編集した約30分の動画を期間限定で公開。記事執筆時点の再生回数は370万回を超えています。

　合計で10本の動画を公開する予定で、2本目以降は広告付きとなり、その収益から必要最低限の経費を除いた全額を日本赤十字社に寄付すると発表しています（関連記事）。