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死んだ夫から手紙が…… 悲しくとも心に響く親子の短編漫画に感動が集まる
家族を思いやる気持ちであふれる漫画。
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夫と死別した妻の元に夫からの手紙が届く短編漫画が、家族の愛であふれて感動的です。
彼女は夫が病死したことを、ずっと受け入れられず、日々泣いていました。返事がこないと分かっていても、つい夫宛ての手紙を書いてはしまい込んでいましたが、ある日夫から返事が届きます。
夫は天国で文字が下手になったようで、その字はとてもつたないものでした。明らかに幼い息子が書いたものです。「お父さんから返事きたの? よかったね~」と息子が母親を慰めようと喜ぶ素振りを見せてくれたので、彼女は何も気がついていないフリをして「ありがとう!」と笑顔で答えて息子を抱きしめたのでした。
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数年経った今でも、落ち込んでいると“夫”から手紙が届きます。その文字は昔に比べたらとても上達し、文面も大人びたものになっています。彼女は心の中で天国にいる夫に、息子の優しさと成長を伝えるのでした。
幼いながらも父親の名前を借りて母親の悲しみに寄り添う息子の優しさと、そんな気遣いに敢えて知らないフリを貫き通す母親の愛情。親子の優しさあふれる漫画に読者からは「子どもの優しさで涙腺こわれる」「何回読んでも泣いてしまう」「なんてあったかい家族!」など、感動した読者からのリプライが続いています。
作者は漫画家の江戸川治(@edoosam)さん。現在eBigComic4で『江戸川治短編劇場』を連載中、短編集『マザー』が発売中です。いずれも心に染み入る作品ばかりです。
画像提供:江戸川治(@edoosam)さん
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