レジ打ちロボットに「温かみが足りない」とクレームをつけた結果…… 驚きの過去が飛び出す4コマ漫画が壮大なオチ
1コマ目と3コマ目、絶対作画監督が違う。
ただのレジ打ち専用ロボットの漫画かと思ったら、突然壮大なロボットストーリーが繰り広げられる4コマ漫画が、読者の想像力を呼び起こします。作者はTwitterに漫画を投稿している甲殻類エビ(@7815E)さん。
顔はディスプレイで手はアームという、いかにも粗末な造りのロボットがレジに立っていました。それを見て客のおじさんが「ロボットには温かみが足りないんだよ」と不満をぶつけます。
温かみとは熱、つまりは情熱のことをいうと思ったのでしょうか。ロボットレジはサン○イズアニメに出てくるような超合金ロボットだった頃を思い出しました。月面決戦で半壊しながらも地球を守っていたあの日、「まだ俺とエクスセイバーが残ってる!」そう言って無茶をしたことを――。
ラストのコマではロボットレジだけではなく、ディスプレイの奥から「クロウ、これが本当に君が命を懸けて護った世界なのか……?」という別の声までしてきて、ロボットレジへの謎が深まるばかりです。おじさん、変な地雷踏んでしまいましたね……。
続編ではタバコを買いに来た客が「96番」と伝えたことをきっかけに、ロボットレジがかつて“96番”と呼ばれ、廃棄処分寸前の被験体だった頃のトラウマがよみがえります。ますます謎が深まるロボットレジの過去。
単純作業しかできなそうなロボットかと思いきや、4コマでは説明しきれない程の過去を持ったロボットレジ。読者からはあまりにも壮大なオチに「その最終決戦すごく見たい」「平和な世界で幸せに生きて……」などの声が上がると共に、二次創作小説を書いた人まで出現しました。想像力かき立てられてしまうの分かる。
画像提供:甲殻類エビ(@7815E)さん
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