連載

定年退職した夫から受ける暴言&暴力。加藤諦三が示した選択肢は「母親代わりになるか別れるか」 「テレフォン人生相談」先週のハイライト(1/2 ページ)

う、うーん……。

advertisement

 「テレフォン人生相談」(ニッポン放送・月~金曜11時~)先週のハイライト。今回ピックアップしたのは5月22日(金)放送の加藤諦三パーソナリティー回。

 長年にわたって夫から暴言&暴力を振るわれてきたという相談。

顔面を殴られて、鼻骨を折られた

 相談者は69歳女性。夫73歳。娘45歳。息子43歳。子どもたちは既に独立しており、現在は夫とふたり暮らし。

advertisement

 夫から攻撃的な言葉を投げつけられたり、高圧的な態度を取られているという相談者。

 「普通に話してても『お前はさげまんだ』とか『うるさい、黙れ』とかって言い出したり。『オレの金で生きてるくせに、オレに逆らうのか!』って、こういう風になっちゃうんですね」

 いきなり最悪の暴言が……。相談者以外にも、何かと他人に対する悪口を言っているという夫。そこで「そんなことないんじゃない?」なんて反論すると「オレに対して意見するのか!」と激昂するという。加藤諦三が心理を解説する。

 「例えば『加藤諦三は愚かだ、アホだ』って(夫が)批判してるのはね、何も加藤諦三がアホだって言ってるんじゃなくて、『オレはこんなに偉いんだぞ』『オレはこんなにすごいんだぞ』っていうことを言ってるわけですよ。その時に『そんなことないんじゃない?』って言われたら、自分のプライド、ズタズタに傷付けられるわけですよ」

 劣等感の強い人ほど、攻撃的で他人を批判するものらしい。

advertisement

 「最初のうちからそうだったの? それとも……」

 「いやあ、(結婚して)だいぶ経ってからですね。20年くらい経ってから。ちょっと会社でも大変な位置にいて」「そういうストレスもあったのかもしれないですけど……その時に殴られたりしました」

 言葉だけじゃなくて、暴力もか。

 「顔面殴られて、鼻骨っていうんですかね。それを折られたというか……」

 「鼻骨が折れるほど!?」

advertisement

 予想以上のDVに、加藤諦三も驚きの声を上げる。そんな感じなので当然、子どもたちも実家には寄りつかず。相談者に対してはメールや写真を送ってきたりするものの、夫には連絡すらしないという。

 「もうちょっと穏やかにね……。今さら別れるっていうのも何ですから。穏やかに過ごしたいんですけれども」

 いやあ、今さらでも別れた方がいいと思うけど。

 「73歳ですから会社は定年ですよね? 定年後は不機嫌なんですか?」

 「そうですね、やることがないっていうか。『何にも面白くない、毎日何したらいいんだ』って」

advertisement

 「それは面白くないでしょうね、社会的立場がなくなってきて、子どももいなくなってしまって。アナタがご主人と一緒になって『世の中アホばっかりだねぇ』って嘆いてくれればいいんだけれども『あの人そんなことないわよ』って言われて……」

       | 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

記事ランキング

  1. JR東のネット銀行「JRE BANK」、申し込み殺到でメール遅延、初日分の申込受付を終了
  2. GACKT、「最上級グレードの外車」寄付も売り飛ばされ……“カスタムだけに3000万円”な元愛車の激安価格に「この値段なら買い戻すか」
  3. 「ずっと小児」 グランスタ東京の“母の日広告”に賛否…… 運営会社が撤去「違和感覚える方もいた」
  4. JR東日本、ネットバンクサービス「JRE BANK」を発表 JREポイントがたまるなどの特典も
  5. 渋谷駅「どん兵衛」専門店が閉店 店内で見つかった書き置きに「店側の本音が漏れている」とTwitter民なごむ
  6. 娘の部屋にあるゴツいメタルラック→パパが大変身リメイク! 驚きのビフォーアフターに「かわいい!」「細かいところまで!」
  7. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  8. ママもパパも双子赤ちゃんのお世話で手が離せないときは…… 赤ちゃんを見守る思わぬ“お姉ちゃん”が頼もしい
  9. 「ほんと凄すぎ」 加藤紗里、全身及んだ“人生で一番の大手術”から1か月……脂肪吸引で理想のスタイルへ「胸だけでかくて他は細い」
  10. 「ガチンコファイトクラブ」元2期生、現在は有名タレントの“マネジャー”だった……竹原慎二の“再指導”で約20キロ減「中途半端にやめやがって」