あぁぁかっこよすぎ 古き良き70年代風デザインを再現した新型車「ケータハム・スーパーセブン1600」登場(1/2 ページ)
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英国の自動車ブランド、ケータハムの新しい特別仕様車「スーパーセブン1600」が発売されました。オープンスポーツカー「スーパーセブン」を1970年代風スタイルに仕立てたヘリテージモデルです。
「セブン」はもともと、英国の名門メーカーであるロータスが1957年に発表したスポーツカー。当時、税制上有利だったために完成車より安く買えた「キットカー」、つまり自分で組み立てるクルマとして売られました。構造は至ってシンプル、余分なものを廃した「サーキットまで自走できるレーシングカー」でした。ちなみに、スーパーセブンは高性能エンジンを搭載したセブンの上位モデルの呼び名です。
初期のロータスを支えたセブンはその後、1970年代に生産終了となります。しかしセブンを気に入っていたあるロータスディーラーの経営者が製造権を買い取り、ケータハム・カーズを設立しました。
ケータハムは以降40年以上に渡ってセブンシリーズを「ケータハム・セブン」として生産し続け、往年のクラブマンレーサースタイル、電子制御など何もないピュアスポーツカーを現代まで受け継いで販売しています。
今回登場するスーパーセブン1600は、フォード製の1.6リッターエンジンを搭載する「セブン270S」がベースです。車重は何と540キロ。プリウスの3分の1ほどです。
前述した通り、もともとクラシカルな佇まいを維持し続けるシリーズですが、今回登場するスーパーセブン1600は、ケータハム・セブンが登場した1970年代をイメージした「古き良き」系のデザインアレンジを加えています。
まず気が付く違いは、普通のセブンよりも後方まで長く伸びたフロントフェンダー。ケータハム・セブンの初期モデルを再現したもので、これだけでクラシックな雰囲気がふわりと香ってきます。
丸みを帯びた8本スポークのホイールもどこか懐かしいデザインです。ハコスカやハチロクなど、日本の旧車にも似合う「ワタナベ」系。木製ステアリングホイールとタンレザーによるレトロな雰囲気の内装も魅力です。
価格は621万5000円(税込)から。屋根付きガレージがあれば……、お金に余裕があれば……。スポーツカー好きならば一度は所有したいと思う魅惑のマシンです。
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