おぉぉ!! アレは幻のあの旧車……え、違うんかぁぁ? 再現度高すぎ「ケンメリGT-R」「2000GT」スーパーレプリカのオーラがすごすぎる(1/2 ページ)
デザインは古き良きあの時代のまま、中見は安心の現代仕様。ってのがいい。
ゴキゲンなカスタムカーやチューニングカーが集まる「東京オートサロン2020」の会場で、悪魔的にキレイな旧車が並び、かなりのオーラをブッ放しているブースを発見。おい、うそ、だろ? あれは、197台しかないといわれる「ケンメリGT-R」(関連記事)と337台しかないといわれる「トヨタ 2000GT」(関連記事)!?!? 激レア旧車同士の夢のコラボだぁぁぁ!
……と思いきや、実は2台とも愛知県の旧車専門店「ロッキーオート」さんが製作した超精巧なレプリカです。
ケンメリGT-Rの中見(?)はR32型スカイラインです。なお、ベースモデルは注文時に指定できます。GT-RベースにすればアテーサE-TS搭載の4WD+RB26DETT搭載のパワフルな本格仕様にできます。見かけは博物館クラスの旧車でも中身は「比較的最近」のR32なので、パワステやオートエアコンも装備し「ごく普通に街乗りできる」そうです。
それにしても外見は本物そっくりで、神々しさもしかり。ロッキーオートさんによると、はじめてオートサロンに「R32なケンメリ」を持ち込んだ年には「本物と並べていたのになかなか気付かれなかった」のだとか。オートサロンに訪れるクルマ好きでも気付かないとなれば、極めて高い再現度に達しているといえるでしょう。
そして、“現代版2000GT”とうたうのが「ロッキー3000GT」です。
そもそもウルトラ希少なホンモノの実車からデータを取り、2000GTの開発に携わったレーシングドライバーの細谷氏の監修を受けて完全再現したという流麗なボディーがお見事すぎます。月産8台のハンドメイド車だったという2000GTの繊細なラインをしっかり再現しています。
3000GTという名前の通り、エンジンは3リッター。先代スープラなどが搭載した直列6気筒エンジン「2JZ」を搭載します。もちろんこちらもパワステやエアコン付きで、「古き良きスタイル」と「現代の快適性」と融合させたクルマです。価格はベース車や仕様によりけりですが、2000万円超から。また、トヨタのハイブリッドユニットを搭載してしまった「HVの“さらに”現代版」もあるそうです。これも驚きです……!!
2000GTといえばこの他に、毎回インパクト抜群のクルマを披露してくる日本自動車大学校(NATS)もやってくれました。
2000GTの特徴あるノーズとライト回りが見えて「オッ」と近づいてみたら、何かちっちゃいな……(笑)。スズキの軽オープン「カプチーノ(1992年)」をベースに制作し、「2020GT」と名付けたようです。
こういうゴキゲンなマシンを見るだけでも、カーライフの楽しみ方は人それぞれ無限にあることがあらためて分かりますね!
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