うぉぉ、い、1億円!? 幻の「赤いケンメリGT-R」出品 オートサロンの伝説車オークション、マジすごそう(1/2 ページ)
なぜこんなに高いんだぁぁ。このほか、グループAの共石32GT-Rとか、やばい形の公道を走るF1とかも。
自動車メーカーやチューニングショップ、カスタムビルダーなどによる個性豊かなカスタムカーが登場する自動車イベント「東京オートサロン2019」が2019年1月11日に開幕します。その楽しみは展示されるド派手車両だけではありません。コレクターズカーオークション「BHオークション」による名車や希少車をガツンと集めた夢の高級車オークションも目玉の1つです。
東京オートサロンでの高級車オークションは2018年に続いて2回目。BHオークションでは今回、希少価値の高い国産車、貴重な輸入車からレーシングカーまでをそろえ、前回の3倍以上となる全50台を出品。開催日はイベント初日の1月11日。会場は幕張メッセ国際展示場・イベントホールです。開催に先がけて、同社の公式サイトで全出品車両の基本情報や落札予想価格を公開しています。
中でも高額での落札が期待されているのが1973年製の「スカイライン2000GT-R」、いわゆる“ケンメリ”GT-Rです。落札予想価格はなんと7500万〜1億500万円! 実はこの個体、そもそも旧車として人気があり、希少価値の高いケンメリGT-Rの中でもわずか7台しか生産されていないとされるレッドのオリジナルボディーカラーをまとっています。しかも、完全ノーマル。良好なコンディションが維持されている幻のような個体であることが高値予想の理由です。
輸入車では、2003年にポルシェが投入した1270台限定のモンスターマシン「カレラGT」や、世界に2台しかない右ハンドル仕様の「メルセデス・ベンツ 300SL ガルウイング AMG」が同じく高値を付けそうです。こちらも予想落札価格は1億円単位です。その一方で、1980年製の「MG B」など、普通のクラシックカーファンでも手の届きそうな価格帯となるクラシックカーも数台用意されています。1980年製MG Bは落札価格50〜100万円と予想されています。
オークションには「フツーでは買えない」夢のクルマも登場します。例えばレーシングカー。1993年の全日本ツーリングカー選手権に参戦した「日鉱共石カラー」のグループA 32GT-Rや2014年のSUPER GTに参戦した「TAISAN R8 FUKUSHIMA」などがあります。また、シルエットがそのまんまレーシングカーで“公道を走るF1マシン”と呼ばれた市販車「CAPARO T1」、三菱製の「1959年製ウィリスジープ」、オート三輪「1960年製ダイハツ・ミゼット」などの映画や雑誌でしか見たことがないような激レア車にも注目です。
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