2.5次元舞台で活躍の山本一慶、“チケ代”値上げの舞台を突如降板 「運営方針に賛同できなくなりました」
公演を予定通り開催することや、チケットの値上げ、再販がアナウンスされていました。
2.5次元舞台などに多く出演する俳優の山本一慶さんが6月10日、出演が決まっていた舞台「剣が君-残桜の舞-」からの降板をTwitterで発表。理由については、「ここにきて運営方針に賛同できなくなりました」と伝えています。
舞台「剣が君-残桜の舞-」は、2013年12月に発売された和風伝奇アドベンチャーゲーム「剣が君」を原作とした舞台。4月に舞台化が決定しており、主人公の香夜役を元モーニング娘。の田中れいなさん、九十九丸(つづらまる)役を「DISH//」の矢部昌暉さんらが務めることが明らかとなっていました。
COVID-19(新型コロナウイルス感染症)感染拡大の影響による延期も懸念されましたが、6月9日に舞台公式Twitterは感染予防対策を講じた上で7月8日から「シアター1010」で予定通り開演することを報告。ファンにはうれしい報告となった一方で、政府および東京都の要請に従い、客席を半数以下に減らすことから、既に販売していたチケットの払い戻し、再販も決定。再販は、当初予定していたチケット金額での公演実施が困難と判断されたため、当初の価格より5000円値上げとなることもアナウンスされていました(払い戻しおよび再販売の詳細)。
なお、変更後のチケット料金は税込で前売り1万4000円、当日1万4500円。千秋楽公演のみ前売り1万5000円、当日1万5500円。リピーター特典として応援する出演者の直筆サイン入りブロマイドが付いた全通チケットを購入した場合、4万5000円値上がりする計算となります
その後、鷺原左京役で出演を予定していた山本さんの降板を発表。舞台公式Twitterは「一身上の都合により降板することになりました」と伝えていますが、山本さん自身は「今回の運営が出した対応に役者として賛同し、芝居をすることが出来ませんでした」と伝えており、「書ききれない思いを僕の口から皆さんに伝えようと思っています」とあらためてファンへ自身の思いを明かすことをつづっています。
山本さんの発表にリプライ欄では、「今回の決断は、大変心苦しい決断だったかと思います。一ファンとしては、嬉しくもあり悲しくもありますが、出演者様、スタッフ様、観劇する皆様の安全第一だと思いますので、一慶さん、事務所様の判断は間違っていないと私は思います」「運営方針に賛同できないってなかなか言えることじゃないよ」と温かい声が寄せられており、「誠実ないっけいくんやからこその決断やと思うし…びっくりやけどいっけいくんからの言葉を待っています」と山本さんからの説明を待つ声もあがっていました。
また、今回の運営の対応についてネットでは、「席数が減る分、今後1席当たりの価格が上がるのは仕方ないと思う」「値上げしてでもやってくれるのありがたいと思ってしまうな」と理解を示す声も見受けられましたが、「1回1万超えてくると流石に2回も3回も行けるもんじゃなくなるなあ 他の舞台でもそういう対応になってくるんだろうか」と懸念する声もあがっていました。
チケット販売方法については、当初から公演で用意されているメインキャラクター6人の日替わりルートで、どのキャラクタールートの組み合わせになるか公演日の前日に発表される仕様にさまざまな意見もあがっていた同舞台。今回の値上げで、この販売方法に変更はないことも受けて「高いお金払ってお目当てのルート見れないんか…」「高額ガチャじゃん」と疑問視する声も寄せられています。
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