頭に空き缶がハマったノラ猫、保護した男性と関係を築く過程にほっこり(1/2 ページ)
威かくしていた猫がデレるまで。
空き缶が頭にハマってとれなくなったノラ猫を男性が保護。一連の様子がYouTubeで公開されています。
車を運転していた男性が、空き缶が頭にハマってとれなくなっているノラ猫を道端で発見。男性はまず、車の中に猫を移動させて安全を確保した上で、空き缶を優しく外してあげます。幸い、空き缶はするりと簡単に外れました。
しかし猫は「ひどい目に遭った!」と言わんばかりに、空き缶が外れた途端、男性を威嚇。男性は「野生の猫だからこのまま家に連れて帰ってしまっていいのか分からないな。猫は外に出たいようだし……」と困惑します。
そこで男性は、車のドアを開けて「10数えるから、きみが自由になりたいならそこから出て。もし温かい寝床がほしいなら、そのままいて」と猫に提案。これまでの猫の様子を見ていると、ドアが開いたらすぐに出て行ってしまうのでは、と思いましたが、なんと猫は外に出ませんでした。さっきまでの威嚇はなんだったの、このツンデレ! と、ツッコミたくなります。
無事、家に帰った男性と猫。途中で猫に指と手をかまれてしまいましたが、男性は「僕にとって問題ではないよ」とナウシカばりに優しいコメント。保護1日目に獣医師へ行き、2日目に猫が少しずつごはんを食べ始め、3日目にはごはんを食べている猫をなでられるようになりました。
そして4日目、男性はごはんで気をそらさずに猫をなでてみようとしました。シャーッと威かくする猫。2人の間に緊張が走ります。しかし男性は止めることなくゆっくりと手を伸ばしていき、指1本だけで頭をなでなで。猫が嫌がる様子を見せないので、今度は手全体でゆっくりなでなで。すると猫は、気持ちよさそうに目を細めました! 男性に心を開いたようです。
5日目には「もっとなでて~」と男性の手に頭を当てる猫の姿が……。2人の関係が構築されていく過程に心があたたまります。最後には猫用ベッドで気持ちよさそうに寝ている猫の姿も見られました。これからどんどん仲良くなっていくことでしょう。
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