マーベルコミックスのウルトラマン『THE RISE OF ULTRAMAN』 アレックス・ロスによるカバーアートが公開
怪獣退治の専門家シン・ハヤタと謎の戦士の巡り合い、9月リリース予定。
円谷プロと米マーベルのコラボレーションによるマーベルコミックス『THE RISE OF ULTRAMAN』#1のカバーアートが公開されました。アメリカンコミックスを多数手掛けるアレックス・ロスさんによる銀色の巨人の雄姿、圧巻です。
本作は、円谷プロとマーベル共同企画です。脚本は、「マイティ・モーフィン・パワーレンジャー」「ウインター・ソルジャー」などで知られるカイル・ヒギンズさんと「セルフ/メイド」のマット・グルームさん。作画は、「アベンジャーズ」や「ファンタスティック・フォー」などを手掛けたフランチェスコ・マンナさんが担当。コミックスのリリースは9月の予定としています。
ストーリーは、怪獣禍の脅威から人類を守る科特連盟(United Science Patrol)の一員で怪獣退治の専門家の道を歩んできたシン・ハヤタとキキ・フジが、星のかなたからやってきた謎の戦士と巡り合うという内容。今回公表されたカバーイラストには街中に降り立ったウルトラマンの他、1960年代製とみられる日本車が描かれており、作家の思い入れの強さが感じられます。
マーベルのトム・ブレヴォート編集長はコメントの中で、「ウルトラマンは、世界中でスパイダーマンやアイアンマンと同じ知名度を持つキャラクターです。そんな彼の神話をマーベルのレンズを通して新しい世代に伝える責任を、私たちは軽く考えるべきではない」と、作品の大きさを表現しています。
一方、円谷プロの塚越隆行CEOは「マーベルでの『ザ・ライズ・オブ・ウルトラマン』シリーズの発売を機にウルトラマンを世界的ステージに向け大きく前進させていきます」と意気込みを語っています。
(ADAKEN)
関連記事
マーベル版ウルトラマン堂々参上 コミックス『THE RISE OF ULTRAMAN』カバーイラストがいい感じにマッチョ
脚本はカイル・ヒギンズとマット・グルーム、作画は「アベンジャーズ」のフランチェスコ・マンナ。円谷プロがマーベルとタッグを組んだ! 2020年にウルトラマンのコミックを出版
マーベル版ウルトラマンはどのように描かれるのか。「ウルトラマン」が海外で再起動との報道、円谷プロも事実と認める ネットでは「ウルトラマンパワード」の再来に思いはせる声
作品を作っていくかどうかについては未定とのことです。映画「シン・ウルトラマン」のデザイン公開、カラータイマーがないその理由は?
庵野秀明「ウルトラマンの美しさに少しでも近づきたい」【追記あり】自由すぎるウルトラマンも? 若手アート作家たちが競演、ウルトラマン・アート展開催
4月13日から新宿高島屋内2カ所で展開。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.