ニュース

猛暑日でも約6割がマスク着用の意向 タニタが「熱中症に関する意識・実態調査」

新しい生活様式の熱中症対策とは。

advertisement

 タニタは全国の15~69歳の男女1000人を対象に調査を行った「熱中症に関する意識・実態調査2020」の結果を発表しました。新型コロナウイルス感染症予防のため、約6割の人が夏場でもマスク着用を続ける意向がある一方で、「熱中症予防に適宜マスクを外す」ことを知らない人が半数を占めました。

 「熱中症対策を意識するのはどのようなときか」の項目では、「屋外でスポーツ・運動をしているとき」の38.2%(前年比-8.3ポイント)が最も高く、次いで「屋外のイベント(フェスなど)に参加しているとき」が28%(同-7.1ポイント)となっており、屋外活動中に熱中症を意識する場面が上位に並んでいます。2019年と比較すると、「屋外(公園、遊園地、プール、海など)で遊んでいるとき」が前年比から-10.7ポイントになるなど、上位の回答を含め屋外での活動時に熱中症を意識する割合は減少しました。

(※タニタ調べ)

 新型コロナウイルス感染予防にマスクをつける生活の中での熱中症意識については、約6割の人が夏場もマスク着用を続ける意向があると分かりました。猛暑日でも約6割、外で運動する際でも4割強の人がマスクを着用すると回答しています。

advertisement
(※タニタ調べ)
【状況別】夏のマスク着用(※タニタ調べ)

 夏場の気温・湿度が高い中でのマスク着用は、熱中症のリスクが高まる傾向にあります。そのため、新型コロナウイルス感染拡大に伴って導入された「新しい生活様式」では、「適宜マスクを外すこと」が熱中症予防のポイントの1つになっています。このポイントを知っていた人の割合は54.2%で、半数近い人が「熱中症予防に適宜マスクを外すこと」を知らない結果に。

(※タニタ調べ)

 自宅での熱中症対策に関しては、「室内温度を28度以下にしようと思う」「エアコンをつけていてもこまめに換気しようと思う」が約7割になっています。しかし、在宅勤務をする人の半数が「電気代節約のためエアコンの利用を極力控えたい」と回答。

(※タニタ調べ)
(※タニタ調べ)

 炎天下の外出機会が減少傾向とはいえ、熱中症は屋内でも発症する可能性があります。身の回りの温度管理を行い、新型コロナウイルス感染予防と熱中症対策を両立する必要がありそうです。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

記事ランキング

  1. 「明らかに……」 大谷翔平の妻・真美子さんの“手腕”を米メディアが称賛 「大谷は野球に専念すべき」
  2. ドクダミを手で抜かず、ハサミで切ると…… 目からウロコの検証結果が435万再生「凄い事が起こった」「逆効果だったとは」
  3. 人生初の彼女は58歳で「両親より年上」 “33歳差カップル”が強烈なインパクトで話題 “古風を極めた”新居も公開
  4. 妻が“13歳下&身長137センチ”で「警察から職質」 年齢差&身長差がすごい夫婦、苦悩を明かす
  5. 夫「250円のシャインマスカット買った!」 → 妻が気づいた“まさかの真実”に顔面蒼白 「あるあるすぎる」「マジ分かる」
  6. ユニクロが教える“これからの季節に持っておきたい”1枚に「これ、3枚色違いで買いました!」「今年も色違い買い足します!」と反響
  7. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  8. 160万円のレンズ購入→一瞬で元取れた! グラビアアイドル兼カメラマンの芸術的な写真に反響「高いレンズってすごいんだな……」「いい買い物」
  9. 「情報操作されてる」「ぜーんぶ嘘!!」 175R・SHOGO、元妻・今井絵理子ら巡る週刊誌報道を一蹴 “子ども捨てた”の指摘に「皆さん騙されてます」
  10. 「セッ…ックス知育玩具」 省略する位置がとんでもないオモチャの名前にネットがざわつく