漫画『放課後ていぼう日誌』、豪雨で作者が被災 ファンからエール続々「無事でなによりです」「穏やかな日常が戻りますように」
「怪我はありませんが、執筆を継続できる状況ではない」とのこと。
漫画雑誌ヤングチャンピオン烈が7月6日、連日の九州南部豪雨の影響により『放課後ていぼう日誌』の休載を発表。作者の小坂泰之さんが被災したためで、小坂さんについては「怪我はありませんが、執筆を継続できる状況ではない」と説明しています。
2017年から連載されてきた同作は、熊本県の芦北町(原作では芦方町)を舞台にインドア志向の女子高生・鶴木陽渚が、謎の部活「ていぼう部」の仲間たちとともに釣りの魅力にハマっていくというストーリー。のほほんとしたかわいいキャラクターと、釣りに関する丁寧な描写が話題となっています。
COVID-19(新型コロナウイルス感染症)の影響で4月から放送延期していたアニメのTwitterの公式アカウントでは、「TVアニメ『放課後ていぼう日誌』は、芦北町の方々に取材などのご協力をいただき、美しい風景を描くことができています」「この度の豪雨により芦北町をはじめ、各地で被害に遭われた方やそのご家族にお見舞い申し上げますと共に、引き続き降雨による災害にお気をつけください」として、豪雨の被害に遭われた方々へのお見舞いの言葉をツイートしています。なお、同アニメは7月7日深夜から放送再開の予定です。
漫画休載の知らせを受けた読者からは、「休載は残念だけれど、小坂先生が無事でなによりです」「私達はいつまででも待ちますので、大丈夫ですよ!」とあたたかい声が寄せられた他、物語の舞台であり、豪雨の影響を受けた芦北町について、「放課後ていぼう日誌で行きたいなと思ってた芦北町が水没してる…非常に心が痛い…」「支援するためにふるさと納税してみようと思います。芦北町の皆様に穏やかな日常が戻りますように」など、復興を祈るコメントが見られました。
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