常盤貴子&石田ひかり、故・大林宣彦監督と“お祝い3ショット” 遺作の公開初日に思いつづる(1/2 ページ)
常盤さん「せめて監督に、初日のお祝いをお伝えしたく」
女優の常盤貴子さんが8月1日にInstagramを更新。女優の石田ひかりさんとともに故・大林宣彦監督の元を訪れ、遺作となる映画「海辺の映画館―キネマの玉手箱」の公開初日をお祝いしたことを明かしています。大林監督は、本来の公開予定日だった4月10日に肺がんのため82歳で逝去しました(関連記事)。
コロナ禍で公開延期となり、7月31日にようやく公開初日を迎えた大林監督最後の映画「海辺の映画館―キネマの玉手箱」。同作に出演している常盤さんは、COVID-19(新型コロナウイルス感染症)感染予防のため舞台あいさつが実現しなかったことを悔やみながら、「せめて監督に、初日のお祝いをお伝えしたく」と大林監督の元を訪れたことを報告。大林作品「ふたり」(1991年)で主演を務めた石田さんも同行しており、「ふたり揃って、監督に『海辺の映画館・キネマの玉手箱』公開初日のお祝いをすることが出来ました」と大林監督の写真を挟んだ“お祝いショット”を公開しています。
常盤さんは、「映画監督にとって、公開初日というのは、特別なんじゃないかなぁと思うんです」と空から見守る大林監督の心中を想像した他、「監督は、最後、毎日毎晩、同じ言葉を言っていた、と」と妻でプロデューサーの大林恭子さんから伺ったという逸話も紹介。大林監督は最期のときが迫る中、「みなさん、ありがとう。お疲れ様」と周囲への感謝をしきりに口にしていたそうで、常盤さんは「監督の代わりに…お伝えしておきます」と“最後の言葉”を代弁していました。
石田さんもInstagramで、「監督見てますか 初日おめでとうございます」と公開初日を祝福。映画本編には出演していませんが、“尾道ヒロイン”としてパンフレットに登場していることを明かした他、「大林監督からのメッセージしかと受け止め、伝えていきましょう!」と思いの込もった言葉を残しています。
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