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マツダ100周年、セリカ50周年、ピーキー過ぎるニーハン6気筒 「往年の名車」のカッコよさにしびれる(1/3 ページ)

ホントに「お前にゃ無理だよ」ってマシンがあった……。

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 自動車文化とヘリテージカーの祭典「オートモビルカウンシル 2020」(2020年7月31日~8月2日)が幕張メッセ(およびオンライン)で開催されました。


自動車文化とヘリテージカーの祭典「オートモビルカウンシル 2020」(写真:筆者撮影、以下同)

 COVID-19(新型コロナウイルス感染症)の影響による開催延期・縮小もあり、国内自動車メーカーの出展はマツダ、トヨタ自動車、ホンダの3社のみとなりましたが、いずれも各メーカーの魅力や個性がギュッと凝縮された展示でした。

創業100周年を迎えたマツダブースは歴代モデルから最新モデルまでずらり


SA型の初代サバンナRX-7(1978年式)

NA型の初代ロードスター(1989年式)

 前身となる東洋コルク工業時代から数えて創業100周年を迎えたマツダは、サプライズ発表の新型車を含めて全13台のクルマを展示し、今回のイベント内では最大規模のブースを構えました。

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 出展テーマは「MAZDA 100 YEARS HISTORY」ということで、節目にちなんだ各年代のマツダを代表する車種をずらりと用意しました。

 戦前・戦後に日本各地の物流を支えた「オート三輪」の一種、GA型「グリーンパネル」(1938年式)に始まり、ロータリーエンジンを搭載した「コスモスポーツ」「サバンナRX-7」、小型乗用車として長年親しまれ、5代目(関連記事)は社会現象を巻き起こすほどヒットした「ファミリア」、オープン軽量スポーツカーとして世界的に大ヒットした初代「ロードスター」など豪華な顔ぶれは、そのまま“マツダ博物館”であるかのようでした。


ロードスター 100周年特別記念車(海外仕様)

100周年カラーの元になった「R360クーペ」

 なお、マツダはOEM車を除くほぼ全ての現行車種に「100周年特別記念車」を設定。2021年3月末まで注文を受け付けています。会場ではロードスターとMX-30の100周年特別記念車を参考展示していました。

 100周年特別記念車は、白いボディー、屋根をえんじ色に塗り分けた専用の2トーンカラーが特徴です。元ネタは1960年発売の「R360クーペ」。R360クーペはマツダ初の量産型4輪乗用車として登場し、同社の自動車メーカーとしての礎を築いたクルマです。

 くしくも最近は、この100周年カラーのように屋根の色を塗り分けた2トーンカラーの設定を設ける車種が増えています。R360クーペも当時としてはかなりのオシャレさんだったのではないでしょうか。

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「MX-30」マイルドハイブリッド仕様

 そして、自動車社会の将来に向けた動力源の技術として必要とされるのが、環境性能や効率向上、そしてEVです。会場では、マツダ初の100%EVとして東京モーターショー2019で披露した新型SUV「MX-30」のマイルドハイブリッドモデルをサプライズで初公開しました。

 こちらはマイルドハイブリッドシステム「e-SKYACTIV G」を搭載したガソリンエンジン搭載モデルで、2020年秋に発売することを予告しました。併せて100%EVモデルも2020年度中にリース販売を開始するとしています。

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