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【体験レポ】古戦場の血染めの滝、取材班を襲う異常現象…… 心霊・廃墟ガチ勢が行く三和交通「心霊スポット巡礼ツアー」NMR ねとらぼミステリー調査班(3/9 ページ)

なお、本記事閲覧による霊障等には責任を負いかねますので、あらかじめご了承ください。

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2番目:Nトンネル

 次に向かったのはトンネルの心霊スポットです。山本さんは「変なトンネルなのですが、一見では分かりづらいんです。一度通り抜けますので、どこがおかしいのか当ててみてください」と言います。

 こちらが通り抜けてきた出口なのですが……何がおかしいのか、お分かりいただけるでしょうか?

通り抜けてきたところです。写真の左側に注目

 入った方向からは障害物に遮られ見えなかったのですが、こちらから見ると「現役のトンネルの隣に、同じ大きさのトンネルがある」のが分かります。

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入ってきた側からは、フェンスと樹木に遮られています。こちらから入っても行き止まりに至ります
天井の痛み方からして、使われなくなってから結構経つようです

 いわく「元はどちらも使われていたが、現在では使われていない側のトンネルで心霊現象が多発したため、そちらは封鎖された」そうなのですが……。使われていない側を女性が通ると、背後に幽霊が現れる、という噂があるとのこと。

霊道が通るという入り口。そういえば、こちら側だけフェンスで塞がれ見えなくなっている理由は……?

 この現場も霊能者の方に視ていただいたそうで、いわく「N堂跡からトンネルの片側にかけて霊道が通っている」らしく、それが片方でのみ心霊現象を見せた原因だそうです。

3番目:通称「あの世への道」「あの世ロード」

 次の場所を尋ねたところ、山本さんは「あの世への道、あの世ロードなどと呼ばれています」と言います。自殺の名所か何かかと思いましたが……「見れば分かります」とのことで、大人しく到着を待ちました。

 住宅街の中をタクシーが走ります。網の目のような細い路地を抜け、開けた場所に出ると……目の前に広がるのは、見渡す限りのお墓、お墓、お墓。大きな墓地の真ん中に、車1台がやっと通れる道幅の道路が続いていたのです。

 私のような来訪者からすれば異様な光景ですが……地元の方々からすれば単なる生活道ですよ、と山本さん。実際、散歩をしている方とも何度かすれ違いました。

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 心霊スポットというよりも、某番組にて珍百景へ登録されそうな……これまでで張り詰めた気持ちをほぐす、いわば息抜きスポットなのでした。

 さて、ここで写真をまったく使っていない理由ですが……「あの世ロード」というインパクトの強い名前から、この道が目的地と気付けず、さらに車から降りて撮影する場所もなかったためです。せめてメモ書きで、現場の雰囲気をお伝えしたいと思います。

インパクトはありますが、怖くはありません。癒やしです

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