ニュース
三省堂『新明解国語辞典第八版』発表 9年ぶりの全面改訂に “考える辞書”として公式Twitterも開設
日本で一番売れている小型国語辞典が久々の改訂。
advertisement
三省堂が『新明解国語辞典 第八版』を発表しました。11月19日に3100円(税別)で発売。9年ぶりの全面改訂です。
『新明解国語辞典』は、前身の『明解国語辞典』から2011年間刊行の第七版まで、累計売上部数が2200万部を超える「日本で一番売れている小型国語辞典」(三省堂調べ)。今回の第八版では、9年間の社会の変化を考慮して新語・新項目を大幅に増補し、約1500語を追加。新収録項目数は7万9000に達したとのことです。
同書のコンセプト「考える辞書」がテーマの交通広告も制作。大江戸線と西武鉄道の豊島園駅へ、8月24日から9月6日まで掲出されます。
advertisement
あわせて、公式Twitterアカウント(@shinmeikoku)が8月24日に開設。「言葉の深さ・面白さを、もっと多くの人に知ってもらうこと」「言葉について一緒に考えてもらうこと」を目的に、情報発信していくとのことです。
関連記事
漢字が書けない私が、それを「誇らしい」と思えるようになった理由――漫画『きょうも厄日です』山本さほインタビュー(2)
「書字表出障害(ディスグラフィア)」という言葉、知っていますか?古本屋さんで起きたステキないたずらに「粋な演出」「感動」の声 並べ替えられた文庫本によるお祝いメッセージ
作った言葉が完璧でないのもまた良い……。「“聞いた風”なことを言うな」→正しくは「利いた風」……ってホント? 近年現れたとみられる「聞いた風誤用説」
辞書によって誤用説が採用されていたり、そうじゃなかったり。便利だがリスクもある“ググれば辞書が無料で引ける時代” 『大辞林』編集長インタビュー
辞書作りの難しさ。辞書作りの世界を描いた『舟を編む』、どれくらいリアルだったんです? 映画版制作に関わった『大辞林』編集長インタビュー
というか、リアルの方が辞書愛が試される展開になってません?
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.