岡田眞善、お台場フジテレビへ向かうはずが東名高速で関西方面へ 140分におよんだ珍道中実況に「世にも奇妙な物語気分」(1/2 ページ)
川崎→世田谷のフジテレビ→東名川崎→東名横浜青葉→お台場のフジテレビ。
俳優、ラジオパーソナリティーの岡田眞善さんが9月7日、生放送番組出演のため東京・お台場のフジテレビへ向かうはずが、東名高速経由で関西方面へ。話を絶対に聞かないタクシー運転手と対決し、140分におよんだ珍道中をTwitter、ブログにまとめています。
7日11時30分、13時45分放送開始の「直撃LIVE グッディ!」(フジテレビ)出演のため自宅からテレビ局へ向かった岡田さん。ところが局から迎えにきたというタクシー運転手がかなりのくせ者。「いつもの人とは違う」という違和感が全ての始まりでした……。
次第に普段と違う道のりを進み始めるタクシーを不審がり、しばしばツッコミを入れる岡田さん。しかし運転手は「ナビ通りに走ってますから大丈夫です」を繰り返すばかり。だんだんと不安が増す中で「もう着きますんでね」と岡田さんが降ろされたのは、球体のある銀色のビルとは全く異なる世田谷の「フジテレビ」でした。ここはどこ……?
しかし岡田さんの珍道中はここで終わりません。目的地とは別の場所だったため再び走り出した一行ですが、首都高に乗るはずが気付けば「東名高速の東京料金所」が目の前に。逆方向だと主張する岡田さんの話をやはり運転手は耳に入れず「川崎から出て、東京まできてますから、大丈夫」とひたすら南へ向かいます。たとえ目的地まで約700キロ、到着予定時刻が22時過ぎと表示されようと、全くぶれません。
かたくなにナビを信じる運転手をどうにか説得し、タクシーは高速を降りて千葉方面へ。なおも「いいんですか?」といぶかしげな運転手を説得・誘導しながらようやくフジテレビについたのは予定時刻から90分遅れ、生放送ギリギリの時刻でした。
Twitterでは岡田さんの体験に「読んでいて疲れた」「世にも奇妙な物語を見せられてる気分」との声も。また同業者を名乗るTwitterユーザーからは「カーナビ盲信もビックリですね」「本当に申し訳ございません」とねぎらいや謝罪コメントが寄せられています。
なお岡田さんはあちこち連れ回された理由を「ナビの扱いが不慣れ過ぎる方」だったためと予想しています。運転手自身の人柄は「憎めない雰囲気」「悪意がない事は、わかるんです」としながらも「徹底的にセンスと方向感覚、地理感がない」とバッサリ。一連の出来事を志村けんさんが運転席にいるようだったと「タクシーコント」に例えています。
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