冷凍ご飯の解凍が「超楽になる」ライフハックが話題に → 試してみたら効果は歴然だった
ポイントは「リング状」と「薄さ」。
ごはんを冷凍する際、ちょっと一工夫するだけで解凍の手間が劇的に減るテクニックが、Twitterで話題を集めています。
その工夫とは、炊いたご飯を中心に穴を開けたドーナツ状にしてラップの上に置き、そのままなるべく薄くして包むというもの。Twitterに投稿したのは、現役シェフでフードコディネーター、料理研究家としても活動する麦ライス(@HG7654321)さん。たったこれだけで「解凍が超楽になる」とされています。
なんとなく「ドーナツの中心が抜けているのと同じ理屈なんだろうな」という予想はつくのですが、しかしそこまで違うものなのか……。というわけで早速実験してみました。
ツイートにあったとおり、炊いたごはんをリング状に盛り、薄くなるよう軽く押さえながらラップで包みます。比較対象として、同じくらいの量のご飯を普通にラップに包んだものも用意しました。粗熱がとれたらそのまま冷凍庫で一晩凍らせ、実験の準備は完了。
この凍ったご飯を、電子レンジ(出力は600ワット)で温めてみます。まずはリング状に盛り薄く包んだ方から。30秒ごとにタイマーをセットしてちょっとずつ温めたら、1分30秒で食べごろになりました。電子レンジにありがちな熱の入り方のムラもなく、キレイな温まり具合です。
比較として冷凍した方のご飯も、同じ条件で電子レンジに1分30秒かけてみました。こちらは部分的には温まっているものの、中心などはまだ冷たいまま……。全部ちゃんと温まるまでには、ちょうど倍の3分ほどが必要でした。
というわけで、実際に試してみたら差は歴然。早く温まるのはもとより、温まり方にムラがないのはとにかくありがたい……。このやり方で冷凍しておけば、忙しい時でもすぐに温かいご飯が食べられそうです。
※協力:麦ライス(@HG7654321)さん
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