「映画1本見た気分」「映画で見たい」 “1時間で25人子供を作った男”の漫画がぐいぐい引き込まれる(1/2 ページ)
愛すべき馬鹿たちとはまさに彼らのこと。
酔ったはずみで1時間のうちに25人もの子どもを作った男の漫画が、映画のような超展開を繰り広げて話題です。作者はTwitterにエッセイ漫画を中心に投稿しているダイアナ(@012_diana_)さん。テーマもすごいけど、結末も壮大です。
8カ月前、やけ酒の勢いで1時間のうちに12人の女性と関係を持ち、双子と三つ子を含めた25人の子どもができてしまった男。酔っていたので記憶はありませんが、相手のうち9人はロシアンマフィアのボスの娘というから事態は深刻です。さらに男は現在無職。居候先で映画オタクの友人に相談した結果、ボスの1人に仕事をもらって25人の子どもを養おうということになりました。
「国一番のゲス野郎」と呼ばれるマフィアのボスから与えられた仕事は、ヒットマンとなり敵対組織のボス、つまり別の女性の父親たちを殺害することでした。人を殺したくない男は、またも映画オタクの友人のアドバイスで、暗殺した振りをして標的を助けることを考えます。そのアイデアを標的となっているボスに持ちかけましたが、今度はそちらから倍額で暗殺を依頼されてしまいました。
人は殺したくない、しかし子どもはちゃんと養って幸せにしたい。これだけは譲れない男。友人に逃げろと言われても「これからはちゃんとした大人になりたいんだ。だから逃げない」と語る姿を見て、25人の子どもの母親たちはもうマフィアに関わらないよう引き留めます。しかし男は最初に会ったボスにもう一度会いに行き、どうにか殺しをやめるように説得をすることに決めたのでした──。
酔った上でのことだからと言って逃げたりせずに、25人もの子どもを責任持って幸せにすると宣言する男。この誠実さが物語の行き先に大きな影響を与えていきます。読者からは「軽快なのにめっちゃ引き込まれた」「映画1本見た気分」「映画で見たいなと思いました」など、映画の話題がたびたび出てくる漫画の内容にからめた感想が多く寄せられています。
果たして説得はうまくいくのか、25人の子どもを幸せにすることはできるのか。続きは最後まで漫画を読んで確認してください。
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