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「あんなに手間と時間をかけたのに」「魘夢からしたら悪夢」 鬼滅の刃「無限列車編」をビジネス視点で見た考察が話題に(1/2 ページ)

魘夢への同情の声が上がっています。

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 大ヒット中の『鬼滅の刃』無限列車編の主要キャラクター・魘夢(えんむ)の行動を、ビジネス視点で考察した人が話題を呼んでいます。以下、「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」に関するネタバレがありますので、ご注意ください。

 主人公・竈門炭治郎(かまど たんじろう)の宿敵である鬼舞辻無惨(きぶつじ むざん)配下の精鋭・十二鬼月の1人である魘夢は、ターゲットを眠らせて自身の意のままの夢を見せるという血鬼術の使い手です。無限列車編では、短期間の間に40人以上の乗客を食らい、鬼殺隊の剣士たちをも倒した魘夢のもとへ、炭治郎や炎柱の煉獄杏寿郎が派遣される様子が描かれています。

「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」で炭治郎と対峙する魘夢(C)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable

 そんな無限列車編について、「魘夢が無限列車計画にかけた手間と時間について考えてたら彼に同情した。あいつ、これひとりでやりとげたんだよ…」とツイートしたのは、がぶろす(@gaburi54ce)さん。

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 「魘夢の無限列車大作戦」と題して、魘夢のタスクを視覚化し、(1)計画の立案(2)工程数、必要人員数、おおよその計画遂行日の決定、行程管理表作成(3)上司への報告など、13項目にまとめました。

がぶろすさんのまとめた「魘夢の無限列車大作戦」(画像提供:がぶろすさん)

 詳細かつ、ファンがくすっと来るポイントの列挙にツイートは2万4000件以上の“いいね”を集めているほか、「大変読みやくて、わかりやすい」「那谷蜘蛛山からの期間考えると納期もだいぶ厳しいな」「しかもこれ全部スマホパソコンどころか電子機器すらない大正時代当時にやってのけるという」との声や、「こんだけやっても全部水の泡になったわけだから魘夢からしたら悪夢だな」と同情の声が挙がっています。

 こうした反響にがぶろすさんは、「自分でも何書いてんだろうと思ったのが伸びてきたのでついでに言うと、あの子、自分が汽車と同化するという大仕事をこなしながら、お客様それぞれにカスタマイズした夢をご提供してるんですよ。あんなにスキル高いのに、結局猗窩座殿の前座…。可哀想…泣いちゃう(童磨と同じ種類の涙)」「あの子、好きなものを最後まで取っとくタイプだよね」「乗客は自分へのご褒美と思って頑張ってたんだろうなあ…知らんけど」とコメント。

 魘夢の上司たる無惨については、「『こんなのちゃちゃっと出来るだろう』って言うタイプの上司なんですよね…」「無惨様、そもそも人を使うのに全く向いてないんですよね…」と評して、改めて魘夢への同情を寄せつつ、「映画は間違いなく素晴らしいから…ぜひスクリーンで観て…」と綴っています。

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