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「名刺マスク」がド直球のアピール力で話題に 「マスクで顔を覚えてもらえない!」を力技で解決
取引先に爪あとを残そう。
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1919年創業の老舗印刷会社、長屋印刷が営業向けに名刺の情報をプリントした「名刺マスク」を販売し注目されています。トリッキーではありますが、取引先の印象には残りそう。
紙以外の印刷にも力を入れようとした矢先にコロナ禍を迎えた同社は、抗菌マスクのオーダーメイド事業を開始。顧客からの「営業先への名刺代わりになるようなマスクがあるといい」との意見を受けて、10月26日に名刺マスクを発売しました。
価格は1500円(税込/送料無料)で、1枚から発注可能。デザインは3種類のテンプレートを選び、名前や肩書、アピールポイントや画像等を入れてカスタマイズするだけですが、完全なオリジナルデザインも指定できます。
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名刺マスクは各所報道でとり上げられると、強烈なインパクトで大きな反響を呼びました。その一方で、個人情報の漏れを心配する声も目立ちます。
長屋印刷を取材したところ、受注数は発売直後こそ1日2件程度だったものの、メディア掲載以降は1日50件に増大したとのこと。プライバシーの問題については、「もともとは、保険の営業が飛び込み営業のときによく持参している、自分の売り込みを書いたプリントをイメージしていました。街歩きには使えないかもしれません。営業先に入る前に装着するイメージです」と答えています。
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