【スポーツで事故った体験談】ロードバイクで初めての山挑戦→下り坂でブレーキかけられず死にかけた、というお話(1/2 ページ)
時速50キロくらいでガードレールに……。
ねとらぼ読者に「運動/スポーツでアカンことになったお話」を伺う読者募集企画。今回はロードバイク乗りの方から、「山初挑戦の人に必ず語っている」という下山中の事故の体験談を伺いました。
連載:運動/スポーツでアカンことになった話、教えてください
「体を動かすのは健康に良い」と言われていますが、運動やスポーツには危険がつきもの。「どんな危険があるのか」「注意すべきポイントは何か」に気付くために、いろいろな人の話を聞いてみよう、という企画です。
「ガードレールがなかったらきれいに飛んでいたかと」
ロードバイク歴約1年で山に初挑戦したとき、カーブに突っ込んだことがあります。おそらく時速50キロくらい出ていました。ガードレールがなかったらきれいに飛んでいたかと。
筑波山の下山中、耐凍結用にデコボコした道路でうまくブレーキをかけられなくて。ハンドルコントロールがうまくいかず、ほぼ真っすぐカーブのガードレールにぶつかりました。衝突直前はなかなかのパニック状態で、対向車が来ていないことが唯一確認できていたくらいでした。
―― 文章だと伝わりにくいですが、時速50キロで走行中だと、一瞬の出来事でしょうしね。
その結果、左肩と右足に擦り傷を負って、胴体のあちこちを打撲しました。左肩の擦り傷があったところは、今でもお酒を飲むと赤く浮かび上がるので「聖痕」ってネタにされますw
―― その事故以降、注意にするようになったことは?
ちょっとした下りでも、いわゆる「下ハン」で持つようにしています。
※編集部注:下ハンとは、ドロップハンドルの握り方の1つ。「下り 下ハン」などでググるとさまざまな情報が出てくるので、本記事では細かな説明は省きますが、この握り方は「ブレーキをかけやすい」「ハンドルをしっかり握れる」ことなどから下山時に有効だといわれています。
ちなみに、山初挑戦の人には、必ずこの事故の体験談を語っていて。合わせてアドバイスするなら……「ブレーキは、パーツのグレードの高いものをつけるように」が第一ですねw あと初心者の人なら「パーツなどを買うときはネットではなく、なるべくショップで」とかでしょうか。
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