戦慄かなの、NPO法人への出資金に関するうわさを否定 “私的利用の事実は一切ない”
説明文には出資金の用途の他、活動報告が止まっていたことについても記されています。
タレントの戦慄かなのさんが11月18日にTwitterを更新。自身が代表理事を務めるNPO法人「bae」(ベイ)への出資金を私的に利用しているとのうわさは「事実無根」と否定しました。
両親の離婚や幼少期からの虐待を受け、非行に走ったことから少年院へ入った経歴を持つ戦慄さん。児童虐待や育児放棄をなくすため、2018年にクラウドファンディングを行い350万円以上の出資金を得て、2019年1月に「bae」を設立させました。タレント活動と並行して、講演会への登壇などを行っていましたが、2019年5月の掲載を最後に公式サイトにおける活動報告が止まっており、“出資金を私的利用しているのではないか”とのうわさがネットに流れていました。
戦慄さんはTwitterに投稿した文章で、出資金は設立に関する費用、月々の運営経費、監査役の税理士、会計士、弁護士への報酬などの用途に使っており、“私的利用の事実は一切ない”と否定。自身を含めた理事会メンバーへの報酬は出資金からは発生しておらず、「来月中頃を目処に、前年度の決算・活動報告をお伝えする予定で現在決算報告書を作成しております」と説明しました。なお、「内閣府NPOホームページ」には、「前事業年度の事業報告書等を作成し、全ての事務所において備置き、その社員及び利害関係者に閲覧させる義務を負います」と記されています。
また、活動報告が止まっていたことについて、「設立当初より活動に携わっていた前任理事の退任に伴った組織改編の調整」が進まず「bae」としての活動のぺースが大幅に遅くなってしまったためと明かし謝罪。現在、新しい理事会メンバーとともに来年度の事業計画を考えており、前任者からの引継ぎが完了次第、今後の目標や活動報告を公式サイトに掲載する予定とつづっています。
続けて戦慄さんは、「bae」での活動は「一生かけて続けていくつもり」だとツイート。短期間で即座に成果を上げるのは難しいとの見解を示しながらも、長い目で応援してほしいと支援者に向けてメッセージをつづりました。
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