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「ビスケットが欠けていたら配送経路に問題あり」 時計修理業者の「オシャレすぎる安全確認」が話題、背景を取材した(1/2 ページ)

Twitterで話題の「修理工房」に取材しました。

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 「ビスケットが欠けていた場合は、配送経路になんらかの支障があるかもしれません」「ビスケットは細やかなお礼として差し上げます。お召し上がりください」――愛知県名古屋市に本社を構える時計修理業者「修理工房」のステキな配慮がTwitterで話題です。

画像提供:滝川(@MaikoTakigawa)さん

 きっかけは滝川(@MaikoTakigawa)さんのツイート。「修理工房」に腕時計の修理を依頼したところ、送られてきた郵送用パックには手紙と1枚のロータスビスケットが同封されていました。

 それは配送経路に問題が無いか確認する目的で入れられたもの。ビスケットが欠けていなければ、利用客はデリケートな腕時計を安心して送ることができるというわけです。

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 「洒落とるなぁ」と感動した滝川さんがTwitterに写真を投稿したところ、ツイートは3万リツイート以上拡散され話題に。ねとらぼでは同社に取材しました。

「ロータス」のビスケットにも意味が

――ビスケットによる安全確認について教えてください。

修理工房 お客様の大事なお時計をお預かりする気持ちに金額は関係ありませんが、それでも数百万円を超える高価なお時計をお送りいただく場合もございますので、お客様にご安心を提供し、また私どもの真心をお伝えするため、創業当時より続けております。

 輸送ルートに不備が無いかご確認いただく目的のほか、お時計をお入れいただく場所の目印にもなっております。何重にも梱包していただくことになりますので、最も安全な場所がどこか一目で分かるようにしております。

――なぜ数あるビスケットの中でもロータス社のものを用いているのでしょうか。

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修理工房 ロータスの和名は蓮(はす)。輪廻転生の象徴にございます。力尽きたお時計に再び命を吹き込むのが、私たち時計修理工房の使命とお考えいただければ幸いです。

画像提供:修理工房
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