「イエベです。青味ピンクは似合いません!」 パーソナルカラーを知る前の悲しい誤解を解く漫画で、コスメ選びが楽しくなりそう(1/2 ページ)
意外と誤解している人が多い「イエベ」と「ブルベ」。
自分に似合う色を知る「パーソナルカラー」。最近はコスメにも「イエベ向け」「ブルベ向け」などの表記がある場合もあり、自分のパーソナルカラーを知る人も増えているのではないでしょうか。そんな「パーソナルカラー」をまだ知らなかった頃に、美容部員さんの一言で誤解をしてしまいそうになった経験を描いた漫画がTwitterで反響を呼んでいます。
漫画の作者はmirin usagi(@usagi_usagi____)さん。ある日、化粧品売り場にコスメを買いに行ったmirinさん。新作の青味がかったピンクのチークに一目惚れしたmirinさんは、店員さんに「試してもいいですか?」と声をかけます。
すると、店員さんは「あ、お客様はイエベですよ」と一言。一般的にブルーベースの人が似合うといわれる青味ピンクですが、チークの色が気に入っていたmirinさんは「でも試してみたくて・・」と戸惑います。
そんなmirinさんの手を取り、店員さんは「お客様の手の血管の色は緑です。肌も黄味がかっていらっしゃいます。ですので、イエベです。青味ピンクは似合いません! オレンジにしましょう!」と言い切ったのです。
その後、mirinさんはパーソナルカラー診断を受け、自分がブルーベースだということを知ります。しかし、「イエベです」と言い切った店員さんの間違った判断よりも、自分が好きだと感じた色を「似合いません」と断じられてしまったことに悲しさを覚えたのでした。
誤解されがちですが、パーソナルカラー診断は肌が黄みがかっている、青みがかっている、という肌色で分けるものではありません。また、血管の色などで簡易的に診断することはできるものの、その要素だけで自分のパーソナルカラーを判断することはできません。
mirinさんは「そもそも、自分のパーソナルカラー以外の色を身につけたって良いはず」「ブルベだからこの色を使わないといけない。イエベだからこの色を使わないといけない。なんてことは、決してないのです」と、自分が好きだと感じる色を楽しむことの大切さを感じているとのこと。
パーソナルカラー診断は、自分がより似合う色を知るためのツールで、コスメや洋服で自分が「買っていい色」を決めるものではありません。mirinさんは、「皆さんがパーソナルカラーによっておしゃれを楽しめますように。そして、パーソナルカラーのより正しい知識がもっと広まれば良いなと思います」と漫画を締めくくっています。
この漫画には、「服と同じようにメイクも自由 誰かが否定していい理由にならない」「似合うか似合わないか、つけたい付けたくないかは自分で判断して良いはずだ」といったコメントが寄せられています。色だけでなく、「似合う」と「好き」が違うことは良くありますが、自分をより良く見せるものを知ることで、自分の好きなものをより楽しめるようになるのが理想ですね。
画像提供:mirin usagiさん / ブログ「みりんうさぎの美容ブログ」
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