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【お料理初心者時代のやらかし】バレンタインでお菓子作りに初挑戦→「チョコを湯煎で溶かす」という発想がなく……(1/2 ページ)

「レシピを見ない」「人の手を借りない」「何となくイメージで作りはじめる」。

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 「お料理初心者だったころの失敗談」を伺う読者募集企画。今回は「初めてのバレンタインのチョコ作りで、“料理下手にありがちなミス”をいくつもやってしまった」というお話。いろいろな意味で、ちょっと苦そうな思い出。

連載企画:お料理初心者だったころのミス、教えてください

「知識や経験がなければうまくいかない」というのは、身近な家事にも当てはまる話。当たり前のようにこなしている人がたくさんいるからといって、簡単とは限りません。……というか、そういう人たちも失敗を重ねた結果、できるようになっただけなのかも。

そこで家事の中でも特にお料理の失敗談、つまずいたポイントを聞いて、暮らしのヒントにしようという企画です。

初めて自ら台所に立ったチョコ作り

 ほとんど台所に立たず育って、それまでの料理経験は“すでに炊いてあったお米で塩おにぎりを握る”くらい。ですが、小学5年生のとき、好きな人に手作りのバレンタインチョコを渡したくて、初めて自分から台所に立ちました。

 もちろんお菓子づくりも初挑戦です。プライドもあったのか、親の手伝いも断りました。

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―― でも、“自分で手作りしたチョコ”ってそういうことですもんね。

 チョコはお弁当などでよく使われるカップ型の仕切りに流し込み、固まってからチョコペンで彩る予定でした。

 「まずは、板チョコを溶かして型に入れよう」と思ったのですが、「湯煎で溶かす」という発想がなくて……。あろうことか、フライパンに直でチョコレートを入れて炒めてしまいました。

―― どうなるんです……?

 チョコは真っ黒に焦げた焼肉のようになり、ためしに1口食べてみたらジャリッとした食感が口に広がりました。両親にも大笑いされ、大失敗。結局、市販のもので済ませました。

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 ネットが普及していない時代、しかも子どものころの失敗談とはいえ、「レシピを見ない」「人の手を借りない」「何となくイメージで作りはじめる」と料理下手の落とし穴をいくつも踏み抜いてましたね。

本企画では取材させていただける読者の方を募集しています

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