「ふしぎの海のナディア」のブルーウォーターを自作する匠現る　回路が透けて光ってカッコイイ！（1/2 ページ）

　アニメ「ふしぎの海のナディア」に登場する謎の宝石「ブルーウォーター」を再現する人が現れ、Twitterで「かっこいい」「きれい」と好評です。

　ブルーウォーターは主人公ナディアが持つ青い宝石。中に回路が透けて見えるのが神秘的です。コスプレやアクセサリー製作を手がけるキュアカイシャイン小鳥遊（@taka_nashi）さんは、レジン（樹脂）を使ってブルーウォーターを再現。光にかざすと透き通った青が美しく、内部に細かな回路が見えるのがグッときます。蓄光顔料を使っているため、暗闇で光るのもたまらない……！

　キュアカイシャイン小鳥遊さんはTwitterで作り方についての質問にも回答。3Dデータを作成して光造形3Dプリンターで出力し、蓄光顔料を間の部分に塗って接着し、あとは「磨いて磨いて磨きまくる！」という方法で製作しているそうです。Twitterでは研磨の過程の写真も公開されています。

　ブルーウォーターを製作したきっかけを聞いたところ、知り合いのコスプレイヤーがナディアのコスプレをするため、製作依頼が来たとのこと。サイズは縦8×横4センチ。製作時間にかかったのはのべ半日ほどで、データ作成と研磨時間がほとんどを占めたといいます。

　ツイートでは「テストモデル」と添えられており、完成版ではないようです。完成の見通しについて聞いたところ、「デザインの改良とか外枠をどうするかとかがまだ決まってないのでまだ1～2カ月はかかりそうかな？　という感じです」との回答でした。

　「あくまでその（依頼した）知り合いの方への経過報告的な感じでツイートしただけなのに、ここまで評価をいただいたのに大変驚きと嬉しさがあります」とキュアカイシャイン小鳥遊さん。完成したブルーウォーターを見るのが楽しみですね。

画像提供：キュアカイシャイン小鳥遊（@taka_nashi）さん