ニュース
目に優しい「カラーノート」、コクヨが発売 きっかけは視覚過敏を抱える高校生のツイート
高校生のうったえを受けて、2019年から始動。
advertisement
コクヨが、目に優しい色の「カラーノート」を、公式オンラインショップ「コクヨショーケース」で発売しました。色は3種類あり、価格はグリーンが170円、ブルーとイエローが160円(全て税別)。
きっかけは2019年に話題となった、視覚過敏を抱える高校生による「長年使っていたグリーンノートが廃番になってしまった。白いノートは目が痛いのでグリーンの紙のノートをどうか作ってほしい」というツイート。その当時、緑のノートはコクヨでも生産していましたが、流通量が少なく生産終了寸前の状況だったといいます。
そこで同社はカラーノートの幅広い可能性を探るべく、「カラーノート研究会」を発足。モニター募集に6000人もの応募が寄せられるなど、大きな反響を呼びました。
advertisement
モニターの反応は「目が疲れにくい」「書くのが楽しいと感じる」「他の書類等と区別がつきやすかった」など。視覚過敏の有無に関わらず肯定的な意見が多かったことから、商品化が決定したとのことです。研究会の活動は、公式サイトの「コクヨマガジン」にて公開されています。
関連記事
うっすら緑色で目に優しい「グリーンノート」 視覚過敏者のツイートがきっかけでロフトとハンズが販売へ
「視覚過敏で、白いノートは光の反射で使いにくい」とのうったえを見て、各社が動きました。厚労省、マスク着用が難しい人への理解を呼びかけ フェイスシールド等の着用が困難なことも
子どもだけでなく、成人の方でもマスク着用が難しい場合があるとしています。ポケモン公式Twitterが「ポリゴンは悪くない」とツイート → 「ついに許された」「歴史的瞬間」「あれはピカチュウのせい」とファン歓喜
ポリゴンは悪くない(つまりピカチュウが悪い)。やむをえない事情で“マスクをつけられない人”がいると知ってほしい 「わけがありますく」プロジェクトを取材
発達障がい、感覚過敏、脳の障がい、皮膚炎、呼吸器の病気などでマスクの着用が難しい人たちがいます。さくらんぼやブロッコリー 廃棄される農作物を使ったクレヨンを北海道のワイナリーが販売
やさしい絵が描けそう。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.