キンコン西野、劇場芸人に「1日1組10万円」支援策 自身のYouTubeチャンネル出演で
原資は映画宣伝のコストとオンラインサロンの売り上げから。
お笑いコンビ「キングコング」の西野亮廣さんが1月25日、コロナ禍で活動が制限されている劇場芸人への支援案をブログで発表。自身のYouTubeチャンネルへの出演で1回10万円を支払うとして、同日から第一弾として吉本興業所属の「バンビーノ」が出演することを明かしました。
西野さんは、「新型コロウイルスの影響で、いろんな人が本当に苦しい思いをしている」(原文ママ)とし、劇場を中心に活躍する芸人も例外ではないと説明。自身も“劇場生まれ劇場育ちの芸人”で、劇場芸人に恩返しをする時機と考えたとして、1日1組に10万円を支援すると明かしました。
ただし、“僕は芸人のプライドもよく知っている”として、100%支援という形は採らず、自身のYouTubeチャンネルを「プペル寄席」と改名し、そこでネタを披露してもらう対価として支払う考えを説明。西野さんにとっては『えんとつ町のプペル』の宣伝になるため、それを納得の上であれば“気持ちよく受け取っていただける”のではないかとしています。
なお、10万円というのは、吉本興業プロデュースのクラウドファンディングサイト「SILKHAT」でみられる、西野さんを丸一日休ませる「西野を休ませる権」、あるいは“アンチ限定”で受け付けている「西野の活動を1日やめさせる権利」と同額です。
劇場芸人支援の原資は、西野さんが「映画 えんとつ町のプペル」の宣伝用に作っているというお金をメインに、足りなければ自身のオンラインサロンの売り上げから工面するとのこと。期間については決めていないとしながらも、コロナ禍が当面続くとみて「しばらくやります」とつづっています。
プペル寄席動画は収益化するのか、収益化するとしたら仮に10万円以上の収益となった場合はどうなるのかなど、不明な部分もありますが、西野さん自身は「100組なら1000万円、極端な話、1000組になったら、1億円。なんとか用意します」と多くのエントリーがあってもやり遂げる考えを示し、「芸人さんには、いつか、コロナが落ち着いたら、呑み屋で奢ってもらえると嬉しいです」とつづっています。
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