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亡くなった母の味を再現したい 妹の誕生日を祝うためにがんばる男子学生の漫画がジーンと来る(1/2 ページ)

妹が望んでいたのは……。

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 男子大学生が一生懸命に妹のためにがんばる漫画「妹のためにできること…」が読者の涙腺を緩ませています。作者はWebで漫画を発表しているえびど~(@Ebido_)さん。


コンビニ弁当ばかりの妹に兄がしてあげたいことは……

 両親を亡くし、小学3年生の妹・ゆかと2人だけになった大学生のシュウ。親の残したお金は妹のために使いたいからと、学費を稼ぐためのバイトに明け暮れています。そんな彼が、ゆかの誕生日を祝うために友人に相談を持ちかけます。

 今年は両親の代わりにゆかの誕生日プレゼントを買わなければならないけれど、何を買えばいいのか分からないというシュウ。友人たちにプレゼント選びを手伝ってもらいます。そして彼の相談事はもう1つ。それは、母親の味を再現してゆかに食べさせたいということでした。料理がへたな彼は、ゆかにいつもコンビニの弁当を食べさせていましたが、彼女がつまらなそうに食べるのを見るのがつらいというのです。

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つまらなそうに食事をする妹を見るのがつらい

 プレゼント選びはうまくいきましたが、料理は大苦戦。友人たちと徹夜で試行錯誤して、シュウはようやく母と同じ味のグラタンを作ることができました。しかしプレゼントとグラタンを受け取ったゆかは、一口食べて沈んだ表情で「……あんまり……」と――。


 妹のためにと日夜家を空けてバイトに励んでいたシュウ。けれどもそれはゆかが望んでいたことではなく……最後に分かる、ゆかがつまらなそうにしていた理由と、それを知ったシュウの涙がじわりと心にしみます。感染症対策として一人での食事が推奨されている今だからなおのこと、誰かと食べる食事のおいしさにあらためて思いを巡らせたくなるお話です。

 漫画には泣いたという感想や、「家族と飯は、食べたいなあ……」というコメントが寄せられた他、シュウや友人たちの仲の良い様子に「このキャラクターたちのおはなしもっと読みたいな」という声も見られました。

 えびど~さんはTwitterやpixivに創作漫画などを投稿。2020年には少年ジャンプ+に読み切り「悩む北東退妖師」が掲載されています。

画像邸挙う:えびど~(@Ebido_)さん

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