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「カプコンアーケードスタジアム」が最高すぎて全人類遊んでほしいという話 今日書きたいことはこれくらい(1/3 ページ)

しんざきさんによる「カプコンアーケードスタジアム」第一感。

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 えーとですね、今から私は感情を駄々洩れにしつつ、カプコンアーケードスタジアムが最高すぎて全人類に遊んでほしい」という話をするつもりなんですが、その前にちょっと一点断らせてください。

 この記事は別に依頼を受けて書いているわけではなく、私が勝手にダイレクトマーケティングする気満々で書いています。そのため、いわゆる「PR記事」ではないものの、下記のインタビューのご縁でアーケードスタジアムのDLコードをいただいた(カプコンさん本当ありがとうございます)ので、私は「利害関係のない第三者」とはいえない立場になっています。その点だけご了承の上お読みいただけるとありがたいです。

 まあDLコードいただいてなくてもどうせ買ってたし同じこと書いてる自信はあるけどな!

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ライター:しんざき

SE、ケーナ奏者、キャベツ太郎ソムリエ、三児の父。ダライアス外伝をこよなく愛する横シューターであり、今でも度々鯨ルートに挑んではシャコのばらまき弾にブチ切れている。好きなイーアルカンフーの敵キャラはタオ。

Twitter:@shinzaki

 ということで、2月18日に配信開始されたカプコンアーケードスタジアムを購入して以降、「うおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!」って大騒ぎしながらNintendo Switchに張り付いており、もろもろの事情で涙腺がゆるみっぱなしです。

 だって自宅のモニターにこの画面が映るんですよ……!? 25年間! 25年間家庭用移植を待ち続けた「19XX」のステージクリア画面が!!!! これが最高以外の何なの!? 夢か!?!?!?!?

 すいません、ちょっと感情がデカすぎて筆致から冷静さが失われてしまっていることは自覚しているので、多少軌道修正します。

 それにしても、「19XX -THE WAR AGAINST DESTINY」「プロギアの嵐」「ギガウイング」だけでもそれぞれ単体で十分フルプライス買いするポテンシャルがあるというのに、それらも含めた32本セットで4000円とか、カプコンさんこれ本当に大丈夫なんですかって思うくらいのお得価格ですよね。1ゲーム100円と考えると、各タイトル1回ずつ+「19XX」を8回プレイするだけで元がとれるとか実質無料か??? って感じです。「1943」と「魔界村」も今なら無料でダウンロードできますので、本当だまされたと思ってまずはDLだけでもしてみてください。インタビューでも書いた通り、これ「アーカイブ全部やる」プロジェクトらしいので。売れ行き次第であんなタイトルやこんなタイトルも追加で移植されるかもしれないですよ!!

収録タイトル一覧(公式サイトより)

 さて、18日から2日たって、遊びきれたかというとまだ全くそんなことはないんですが、第一感を書けるくらいは遊んだかなーと思ったので、ちょっとゲーム共通部分と、一部のタイトルについて所感とお勧めポイントを書いてみたいと思います。選択タイトルが偏っていることについてはご勘弁ください。32タイトル遊び尽くすの多分3年くらいかかると思うんで……。

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ゲーム共通部分についての話

 全体的に、「誰がここまでやれと言ったんだ……!?」といわんばかりのものすごい詰め込み具合になっております。

 まず特筆しておきたいんですが、全ゲームで標準搭載になっている「リワインド」いわゆる巻き戻し機能、これSwitch Onlineで使えるようになったときから予想はしてたんですが、シューティングと途方もなく相性がいいです。初心者だけじゃなくて、上級者でもめちゃくちゃ使いでがある機能でして、「邪道」と思わずにぜひ使ってみていただきたいと思うんです。

ボタンを押している間、いつでもゲームを巻き戻すことができる「リワインド機能」

 STG上達のコツって、要は「パターン反復」なんですよ。どう動けば敵弾を回避できたのか? どう動けばもっとスコアを稼げたのか? っていうことを、何度も反復して身に付けていくことでSTGってうまくなるんです。これによって、「俺うまくなってる!!」感を味わえるとSTGって本当脳汁出るほど面白いんですけど。

 ただ、特にSTG初心者の人にとっては、「死んで覚える」なんてハードル高いですよね。被撃墜の失望を何度も何度も味わいながらコツコツパターンを構築していくなんてなかなかできることではなく、STGの楽しさが分かるまでに挫折してしまうってこと、すごく多いと思うんです。もったいないですよね。

 それに対して、特に高難度STGでこそ生きる「巻き戻し機能」。自分が死んだとき、すぐに「今死んだのは何でなんだ……?」と確認することができるし、「どう動けば死ななかったんだ……?」と練習することもできる。STGで死ぬときって、大抵「死んだその瞬間」ではなく「そのもうちょっと前」に原因があるものなんですが、それをものすごくお手軽に確認して反復練習することができるんです。いや本当、こんなにSTGの間口を広げる機能ないと思いますよ。

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 もちろん、ただ先を見るためだけに「死んだことをなかったことにする」という使い方でもいいですし、上級者にとっては「より効率のいい稼ぎパターンの模索」という用途でも使えます。本当ためらわずに「死んだら巻き戻し」でまずは遊んでみて、STGの楽しさを知っていただきたい、と思うこと大なんですよ。

 ちなみに「スコアアタック」などのランキングモードではリワインドが使えないので、普段のプレイで練習しまくってスコアアタックに挑戦!! とか、本当ゲーメストやベーマガで全国スコア狙ってたときの気分になれそうです。

 「ゲームスピード変更」についても非常に使いでがありまして、ワンタッチで速くも遅くもできる上、ボタン押しっぱなしで一時的にゲームスピードを変える、なんてこともできます。これも、弾幕シューで一時的に弾速をゆっくりに……という使い方だけではなく、デモシーンを高速にしたり安置待ちをスピードアップしたり、プレイヤー次第でいろんな使い方ができます。「ひげ丸」スピードアップして遊ぶのもめちゃ楽しい。

ゲームスピード変更も自由自在

 各ゲーム内だけの話ではなく、ゲームセレクト画面からの演出についても「もう少しこうなんというか、手心というか……」と言いたくなるくらいのすさまじいこだわり具合です。

 立ち並んだゲーム筐体を模したゲーム選択画面。ゲームを遊ぶときにそのゲーム用の筐体まで選べて、しかも遊んでいる途中だろうとお構いなく横の筐体をチラ見したり、筐体の上下に視線を移したりできる。これもうゲーセンですよゲーセン。本当、ゲーセンにいる気分そのまんま。

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となりの筐体ものぞけます

 もちろん、広い画面で遊びたいときは筐体の画面設定を外すこともできます。画面サイズを変更することも、縦STGを横画面にして遊ぶことも設定から可能。横置き対応モニターがなくても、単体で手軽に横置きできるSwitchのメリットが光る場面です。個人的にSTGは大体設定変更して広い画面で遊んでます。

 あと、スタッフクレジットを流すとき、ゲーセンが暗くなるような演出が入るのも非常にエモい……。ゲームをやめて寝る前にクレジット流すと、今日はもう閉店かー……帰って寝るか…って気分になれます。スペシャルクレジットにも力が入りまくっていて一見の価値あり。

エモい……

個別のゲームについてのプレイ感やお薦めポイント

 私情入りまくりの偏りまくりですが、特に未プレイの方向けに、一部のタイトルについてプレイ感を含めたお勧めポイントを挙げていきます。

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