「Twitterのアカウントを乗っ取られた」 海外から不審なログイン、自分のアカウントからはじき出され……実体験漫画に反響(1/2 ページ)
2要素認証など対策を。
Twitterのアカウントを乗っ取られてしまった人が実体験をつづった漫画が参考になります。セキュリティ対策は大事……。
乗っ取り被害に遭ったのは、Twitterにイラストや漫画を投稿しているモフ缶(@peroty6e)さん。ある日ナイジェリアからTwitterへのログインがあったというメールを受け取り、その後自分のアカウントにアクセスしたところ、パスワードを変えられてログインできなくなってしまいました。
モフ缶さんはTwitter社にメールを送るとともに、警察のサイバー犯罪対策課へ届け出ました。警察では真摯(しんし)に話を聞いてもらえたものの、Twitterが分かる人がおらず、あまり頼りになりそうではなかったようです。避難用のアカウントを作って乗っ取られたことを周知する対策も取りました。
その後もモフ缶さんは何通かTwitter社にメールしたところ返事がありませんでしたが、避難用のアカウントから「なりすましをされている」と通報したところ返信が。身分証などを提出したところ、アカウントを取り戻すことができました。モフ缶さんが避難用アカウントで乗っ取りを周知したのが2月6日、アカウント奪還の報告は21日で、およそ2週間かかったことになります。
編集部がモフ缶さんに、パスワード流出の心当たりについて聞いたところ、心当たりはないものの、「あまり複雑なパスワードじゃなかったのと、二段階認証の設定をしてなかったのが良くなかったと思います」とのこと。モフ缶さんは漫画の中でも、乗っ取り防止のためにやっておくべきこととして「二段階認証」を挙げています。
モフ缶さんが取り戻したアカウントは、乗っ取られていた間に過去の投稿が削除されており、DMも消されていたといいます。またモフ缶さんは編集部に、警察や弁護士への相談や知人への連絡といった対応で疲弊したともコメントしていました。
乗っ取りに遭うと大事なデータを失ったり、悪用されたりする可能性があります。アカウントを保護するための対策については、Twitter社のヘルプセンターにも掲載されているので、目を通しておくとよいでしょう。
作品提供:モフ缶(@peroty6e)さん
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