“ハリウッド版”ハローキティ、実写とアニメのハイブリッド映画に 米アニメ界期待の2人が共同で監督
タイトルと公開時期は未定。
ハローキティ&サンリオキャラクター初のハリウッド映画(タイトルと公開時期未定)の監督を、ジェニファー・コイルとレオ・マツダの2人が共同で務めると3月3日に発表されました。米アニメ界で高い評価を得ている2人が手掛ける同作は、実写とアニメーションによるハイブリッド作品として製作されます。
ハローキティ&サンリオキャラクター初のハリウッド映画化は、2019年3月に発表。製作は「ロード・オブ・ザ・リング」を手掛けたニュー・ライン・シネマと映画製作プロダクションのフリン・ピクチャーが進めており、配給はワーナー・ブラザースが担当。脚本を「トランスフォーマー/最後の騎士王」「Godzilla vs. Kong」などに携わってきたリンジー・ビアが務めます(関連記事)。
全世界の子どもから大人まで男女を問わず楽しめることを目指している同作。コイル監督はテレビアニメ「スペクタキュラー・スパイダーマン」や動画配信サービスHBO Maxのアニメ「Harley Quinn(原題)」などの作品に携わっており、「ハローキティが代表する愛、友情そして共生というメッセージを広める貴重な機会」と同作への意気込みをコメントで寄せています。
ディズニーの短編アニメ「インナー・ワーキング」で監督デビューし、「ベイマックス」「ズートピア」などの作品にも参加したマツダ監督は、小さいころからハローキティに囲まれ、個性の大切さを教わったとのこと。「世界的に愛されているキャラクターに関わる素晴らしい機会」と、監督として携われることへの喜びをコメントで伝えています。
ジェニファー・コイル監督コメント
マツダ氏と共に監督に起用されたことを非常に嬉しく思っています。これは人気キャラクターに息を吹き込み、ハローキティが代表する愛、友情そして共生というメッセージを広める貴重な機会でもあります。キティならではのもたらす喜びと幸せをまさに世界が必要としています。大きな笑顔をもたらす大きな仕事になりますが、フリン・ピクチャー社とニュー・ライン・シネマ社の仕事に関わることができることを非常に光栄に思っています。
レオ・マツダ監督コメント
日系ブラジル人として小さい時から遊び心に富んだハローキティに囲まれていて、個性の大切さを教わりました。コイル氏と共にフリン・ピクチャー社、ニュー・ライン・シネマ社と一緒に世界的に愛されているキャラクターに関わる素晴らしい機会に恵まれ、そのサンリオキャラクターのストーリーをさらに発展させることができることを本当に嬉しく思います。
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