ニュース

「私はおかしいから一人が好き?」 高校時代に友達づきあいで悩んだ実体験漫画に共感の声(1/2 ページ)

学校に行けなくなったことも……。

advertisement
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

 中学生のときにクラスで無視された経験を持つ人が、高校生になって友達づきあいについて悩んだことをつづったエッセイ漫画が、反響を呼んでいます。


以前は友達と無邪気に向き合えていたのに……

 作者はエッセイ漫画をWebで公開している都会(@okameid)さん。先に、中学3年生のときにあるきっかけでボッチ(ひとりぼっち)生活を送るようになった体験談を漫画に描いて話題になりました。

 ボッチの6カ月を経験した後、高校に上がった都会さん。周りに中3のときの自分を知っている人はいなかったため、早速クラスメイトとお昼を食べたり、教室移動を一緒にしたりと親しくするようになりました。幸せを感じる一方、クラスメイトはボッチ時代の自分を知らないことから「今の幸せは嘘の上に成り立っている」気がして罪悪感を覚えたといいます。

advertisement

仲のいいクラスメイトはできたけれども

 クラスメイトに「優しい」「いい子」と言われても、内心は「自分を守るために人に親切にしている」と自己嫌悪。親しくはしても踏み込んだ友人関係になることはありませんでした。

 そして2年生になった都会さんは学校に行けなくなります。その理由は、同じグループになった子にありました。「死ね」などとキツイことを言うその子を、他の子は「なんでも言える仲だから」と擁護しますが、都会さんはそうは受け取れませんでした。


仲が良ければ何を言ってもいいの?

 学校に行けないことで親に「おかしい子」と言われ、「私はおかしいから友達とうまくやれない?」「私はおかしいから一人が好き?」――分かってもらえないことで、学校にも家にも居場所がないように感じるまでになりましたが……。

 「友達だからって、ずっと一緒にいなくてもいいし、問題があっても無理に解決しようとしなくていい」。スクールカウンセラーのアドバイスで、心を守る方法を身につけた都会さんは、そんなふうに考えられるようになりました。友達とうまくやっていく上で“ちょうど良い距離感”という言葉がストンと胸に落ちてきます。


自分に合った“距離感”で付き合うことが大事

 一人でいるよりも友達といることが“良いこと”とされ、一人でいるとおかしいと言われる。だから一人になるのが怖くて友達の輪から外れまいと気を遣って人に合わせる……そんな経験をしたことのある人もいるでしょう。

advertisement

 漫画には、学生時代を思い出したという声や、人間関係に悩んだ経験のある人からの共感が寄せられています。「人に合わせるのが本当に苦手だった」「自分とも重なる部分があり、とても惹き込まれていました」といったコメントから、多くの人が持つ悩みであることが伝わってきます。

作品提供:都会(@okameid)さん

       | 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

記事ランキング

  1. 猫だと思って保護→2年後…… すっかり“別の生き物”に成長した元ボス猫に「フォルムが本当に可愛い」「抱きしめたい」
  2. 「やはり……」 MVP受賞の大谷翔平、会見中の“仕草”に心配の声も 「真美子さんの視線」「動かしてない」
  3. 海で“謎の白い漂流物”を発見、すくいあげてみると…… 2億1000万再生された結末に「本当によかった」「ありがとう」【チュニジア】
  4. スーパーで売っていた半額のひん死カニを水槽に入れて半年後…… 愛情を感じる結末に「不覚にも泣いてしまいました」
  5. 難問の積分計算をホワイトボードに書き置きしておいたら……? 理系大学での出来事に「かっこいい」「数字でつながる感じいいな」の声 投稿者にその後を聞いた
  6. 「うおおおおお懐かしい!!」 ハードオフに3300円で売っていた“驚きの商品”が140万表示 「ガチのレアモンや……」
  7. 夫妻が41年ぶりに東京ディズニーランドへ→“同じ場所”での写真撮影時に「キャストの粋なサポート」明かす
  8. 「大企業の本気を見た」 明治のアイスにSNSで“改善点”指摘→8カ月後まさかの展開に “神対応”の理由を聞いた
  9. ワゴンに積まれていた“980円の激安デジカメ”→使ってみると…… まさかの仕上がりに「お得感がすごい」
  10. カマキリを操る寄生虫「ハリガネムシ」食べてみた 未知すぎる“衝撃的な内容”に震撼 「正気を疑う」「鳥肌立ったわ」