映画「るろ剣」10年、やり遂げた佐藤健「剣心との出会いなしに今の僕はいなかった」 最終章公開に“寂しさ”(1/2 ページ)
佐藤健さん「僕にとっては間違いなく代表作」。
映画「るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning」(4月23日/6月4日前後編公開)の公開を記念して、全世界同時配信オンラインイベント「るろうに剣心 GLOBAL FAN SESSION」が3月24日に開催。主演の佐藤健さん、武井咲さんら豪華キャストが登壇し作品への思いを熱く語り、配信を見守る全世界のファンと交流するなど、さまざまな企画で視聴者を楽しませました。
2012年の第1作公開以来、約10年に渡り日本だけでなく、世界中のファンに愛されてきた映画「るろうに剣心」シリーズ。最終章と銘打たれた同作は前後編2作で公開され、前編にあたる「The Final」ではシリーズ最恐の敵・縁(新田真剣佑さん演)との戦いが、「The Beginning」では剣心の頬に刻まれた「十字傷の謎」と剣心が惨殺した妻・巴(有村架純さん演)とのエピソードが描かれます。
主演の佐藤さんはまず、COVID-19(新型コロナウイルス感染症)感染拡大の影響で予定されていた公開日が大幅に延期されたことへ「大変お待たせ致しました」と言及。10年という月日を振り返り「22歳のときにこの役と作品に出会わなかったら今の僕はいない」「僕にとっては間違いなく代表作」と名言しました。最終章まで駆け抜けたことへ「一つ肩の荷が降りたような気持ちもある一方で、やっぱり寂しい気持ちもあります」と胸の内を明かしています。
シリーズを通じて剣心の相棒・左之助役を演じてきた青木崇高さんは、グローバルイベントを意識し、終始英語であいさつ。ノリノリで自身の役名「左之助」のコールアンドレスポンスを要求し、役柄さながらの自由人ぶりを発揮しています。きっと画面の向こうではたくさんの人が叫んでいたはず。
イベント後半では、事前に集められた「るろ剣」ファンからの動画を公開。小さな子どもが剣心になりきって技を決める映像に、佐藤さんは「子どもにまねされるっていうのは僕の1つの憧れ」と感無量。また自身も子ども時代にアニメの剣心を見ながら、傘を使って技を模倣していたことを明かすと「まさか自分を見てそんなことをしてくれるなんて幸せですね!」と喜びをあらわにしました。
日本国内のみならず、アメリカ、カナダ、フィリピンから寄せられた動画に込められていたのは「おかえり剣心」「心の底から愛しています!」というそれぞれの熱い思い。武井さんは「グッときた」とコメントし、全世界で公開を待ち望んでくれたファンの思いに感極まった様子でした。
イベントの最後にあらためてファンへのコメントを求められた佐藤さんは“10年”という年月を経て映画を作り上げることができたのは、映画を愛してくれて、支えてくれた人たちがいてこそと語り「感謝の気持ちをこの映画に乗せてお届けできたら」と作品をアピールしました。一緒に10年を駆け抜けた大友啓史監督は「目を皿のようにしてSNS上で皆さんの感想を探したい」と冗談めいたコメントをしつつも、「とにかく見ていただいた感想を、ぜひわれわれに届けて」と話しイベントを締めくくりました。
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すてきな1年になりますように!
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