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ヒトラーと東條英機がガーナでカンフー使いと戦う謎映画「アフリカン・カンフー・ナチス」、まさかの劇場上映決定! (1/2 ページ)

とうとう今度は映画館を侵略!!

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 第二次世界大戦を生き延びたヒトラーと東條英機が、ガーナでカンフー使いと激突する! 破天荒すぎるストーリーと随所にあふれるユルさ、そして妙にビシッと決まったアクションで(ネットのごく一部が)騒然となった映画「アフリカン・カンフー・ナチス」が、6月12日よりまさかの劇場公開! あれを劇場で上映するの!? 大丈夫か!? 

ポスターもちょっと新しくなったぞ! (C)2020 BUSCH MEDIA GROUP. ALL RIGHTS RESERVED

 「アフリカン・カンフー・ナチス」は、日本在住のドイツ人ドキュメンタリー監督セバスチャン・スタインが、アフリカはガーナに乗り込んで作り上げた作品。潜水艦でガーナへと逃げ延びたヒトラー(監督本人が演じております)と東條英機が、現地人を「ガーナアーリア人」に洗脳しガーナを侵略。それに対し、地元のカンフー道場に通うグータラな青年アデーが一念発起して立ち向かうというストーリーの作品です。本当にこういう映画なので、こうとしか書きようがない……。詳しい制作過程は以前の記事でご確認ください。

 ほぼ不謹慎ジョークながら意外に正統派のカンフー映画でもあるストーリー、現地ガーナのボンヤリした空気が伝わってくるような各部のユルさ、脱力感あふれるSFX、それなのに異常にキレがあるアクションといった要素がその手の映画のファンを呼び寄せ、昨年2月に開催されたプレミア上映イベントは大盛況に。さらに昨年12月にはAmazonでの配信も行われ(現在は休止中)、5点満点のユーザーレビューで4.3点という高得点を叩き出しました。

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 そんな「アフカン」が、ついに悲願の劇場公開決定。6月12日からシアター・イメージフォーラム他にて上映される予定です。なんせほぼ手弁当の自主映画のうえ、内容が内容なこともあっていろんな配給会社に断られ続け、さらにコロナでそもそも映画館での上映自体が危ぶまれることに。そんな苦難を乗り越えて、関係各所への粘り強い交渉の末、ほぼ1年半越しでの公開決定となりました。日本国内の映画館でこんな映画が見られるチャンスはおそらく空前絶後。既に見た人もそうでない人も、この機会に劇場に足を運んでみてはいかがでしょうか。

 また、今回の劇場公開についてセバスチャン・スタイン監督本人からコメントも到着! 以下に全文を掲載します。

セバスチャン・スタイン監督コメント

 この数年に流した血と汗と涙の末に、ついに念願が叶いました! 日本最高の配給会社・トランスフォーマーさんのおかげで「アフリカン・カンフー・ナチス」が日本全国の劇場で公開されます。正直、信じられません。

 これから日本全国の皆さんは、ガーナ最高のアクションスターと映画製作を劇場で目撃することになります。ガーナ側では今のところ、まだプロデューサーマンしか知らないのですが、他のスタッフみんなも聞いたらとても喜ぶはずです。その驚く顔が見てみたいです。

 いまだかつて日本の大きなスクリーンに、ガーナのアクション俳優たちが映されることはありませんでしたし、また「アフリカン・カンフー・ナチス」のような映画もありませんでした。アフカンに続いて、ガーナで製作する他の作品が出てくることを望んでいます。そしてもしよければ、ぜひ私と一緒にやりましょう!

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 では最後に、これだけは忘れないでください。「For relaxing times, make it Adonko Bitters time.」

※撮影中に急きょスポンサーについてくれたお酒メーカー(アドンコ)のキャッチコピー

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