武井壮、オリンピック開催巡る批判に猛反論 「馬鹿だの脳筋だの権力に靡いてるだの勝手な妄想で罵詈雑言」(1/2 ページ)
武井さん「お見苦しい言葉遣い反省いたします」。
タレントの武井壮さんが5月11日、「お見苦しい言葉遣い反省いたします」としつつ東京オリンピック開催への持論を激しい言葉で投稿。9日に投稿したツイートへ、五輪反対派から反論が寄せられていました。
コロナ禍での五輪開催が取り沙汰される昨今、武井さんは中止となれば大会で生まれるはずだった感動やドラマがなくなり、この先数十年にわたる損失になり得るだろうとツイート。「そう考えたら残念だ」「なんとかできる状況にならんもんだろうか」とパンデミックの収束を願っていました。
しかしこのツイートへ、一部のTwitterユーザーから「死ななくていい人が亡くなったら、今後数十年、遺族は苦しみ続ける」「亡くなっている方を無視できるんですか?」と批判的なツイートが殺到。「この文章のどこに無理してオリンピックやりたーい! というニュアンスが読み取れるのか本当に理解不能」と苦言を呈し、目に余るとしてオリンピック、ひいてはタレントへの誹謗(ひぼう)中傷を巡る持論を連続投稿するまでに至りました。
大学在籍時に陸上競技・十種競技元日本チャンピオンとなった経歴を持つ武井さんは、本音では「オリンピックはアスリートのためにやらせてあげたい気持ちある」と認めながらも「それ以前に国民の皆さんが安心できる生活を取り戻すことが大切」と現実的な考えを述べています。一方でパンデミックのさ中でも自分ができることとして「各業界への経済支援、失職したアスリート支援、関係各所への働きかけやらやることやりまくって発信しとんじゃ!!」「沢山の方が従事するスポーツ産業を守るために本気で向き合ってんだよ!」と日夜努力を続けていることを強調。
「誰に文句言われる筋合いなんかひとつもあるかい!!」「タレントだろうが同じ人間だろ! 心もありゃ感情もありゃ人情もあるに決まってんだろ!」と心無い言葉へ苦言を呈した武井さん。一連のツイートに反応し、「まっすぐな人だな。色々言って来る人にも、結局ちゃんと向き合って言葉を返してあげるんだから」「人を否定してなんになるのだろうかと、リプ欄をみて思う」と武井さんへの批判へ否定的な声も見られました。
武井さんが投稿したツイートのリプライ欄では、引き続き五輪開催を巡って意見が交わされています。一方で言葉だけではなく、行動にも移しているとの武井さんの訴えに「武井さんは実際に動いていらっしゃいますので、言葉に重みもあります」「言葉だけじゃなく常に行動が伴っている武井さん、リスペクトです」といった反響が見られました。
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