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これはいいものだ ディズニーの短編制作支援プログラムから6作品が配信へ 

6月4日からDisney+で配信。どれも味がある。

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 新世代の映像作家たちを支援するディズニーのプロジェクト「Disney Launchpad」発の短編映画6作品が6月4日からディズニー公式動画配信サービス「Disney+」で一挙配信。6作品のメイキングシーンが収められた特別映像がYouTubeで公開されました。


ディズニーの短編制作支援プログラムから6作品が配信へ。写真は『最後のチュパカブラ』

 「Disney Launchpad」は、ディズニーによる短編作品制作の支援プログラム。“発見”をテーマにした第1弾からは下記の6作品が制作されています。

 バレエや人形遊びが好きな中国人の少年との友情を描いた『リトル・プリン(セ)ス』、人間とバンパイアの間に生まれた少女の悩みをコミカルに描いた『若きバンパイアの憂鬱』、母親を亡くした主人公が4歳の子どもの子守をするうちに悲しみを乗り越えていく様子を描いた『トラになろう』。

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 全寮制のエリート学校に通う中国人留学生が、努力だけでは到達できないものがあることに気付いていく『ディナーをどうぞ!』、文化が存在しなくなった世界で伝統を守ろうと孤軍奮闘するメキシコ系アメリカ人の女性が、古代の生き物を呼び出してしまう『最後のチュパカブラ』、イスラム教最大の祝祭である「イード」の日に学校を休みにするため奮闘する中で、周りとの心を通わせていく女の子を描いた『イード』です。


『リトル・プリン(セ)ス』

『若きバンパイアの憂鬱』

『トラになろう』

『ディナーをどうぞ!』

『イード』

 配信に先駆け、6作品のメイキングシーンを収めた特別映像がYouTubeで公開。『若きバンパイアの憂鬱』の監督アン・マリー・ペイスは、自身がメキシコ系アメリカ人でバイセクシュアルであることを明かしながら、アイデンティティーのはざまで思い悩んだ経験を今作の主人公の少女を通して掘り下げたかったと作品で描きたかったテーマを説明。同様に、『リトル・プリン(セ)ス』の監督モキシー・ペンも、自身の幼少期はフェミニンなものやピンク、プリンセスに夢中で、それを父親が肯定してくれたエピソードを紹介しながら、作品についてコメントしています。

Disney Launchpad 短編映画コレクション特別映像

 なお、「Disney Launchpad」の第2弾は“つながり(Connection)”がテーマ。プログラムのスタートは2021年末からの予定です。

(C) 2021 Disney



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